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2007-09-08

自由律なんとか

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自由律俳句かっこいい。五七五や季語に捉われない俳句。それって短文じゃん。いや違うらしい。五七五なんて俳句十分条件であって必要条件じゃない、ということなのかしら。では俳句らしさとは?

そんなことは意外とどうでもよくて、国語教科書で五七五が十数句列挙された後に並んでいる「咳をしてもひとり」「分け入っても分け入っても青い山」の衝撃といったらなかった。

いろんな自由律を探してみよう。例えば自分は駄洒落文芸としてとらえたいと思っているのだけど、駄洒落が駄洒落である理由のひとつとして「音韻の一致」があって、それをなくしたものを自由律駄洒落とよぶならば。洒落にならないコトなどなくなってしまう。

そりゃ面白い。

アレも自由律、コレも自由律。

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2007-01-25

超・撃・強・幻

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        文芸
         │      nand
         │
         │
         │
         │        フ
萌─────┼─────ァ
え        │        ッ
         │        ク
         |
         │
sirouto2    │
         理論

comnnocomcomnnocom2007/01/26 09:53IEで見たらずれてたのでAA記法に修正。はてブでの指摘ありがとうございます。

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2006-12-23

とりあえず「沿いつつずらす」と呼んではいるが

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あーもう何なんだか分からないけど、書いとかないといけない気がするので、とりとめなくなるけど書く。あとは勝手に読んでくれ。

さくらんぼキッス』のPVである。

はてブではあまり評判がよろしくないようだけど、なんかひどく気に入った。

KOTOKOさんのクールな顔造形と曲調・衣装とのギャップはもちろんなんだけれど、本人が「嫌だけど仕方なくやってる」って訳じゃないしむしろ楽しそうなのだけど、いまいち振り切れてないというか。なんだろうなー、「こうすればカワイイんだよね、きっと」って思いながらやってる感じというか、なんかなんとも微妙な綱の上を渡っている感じがして悶えた。

私がこの曲を初めて聴いたのは、カラオケで友人の男2人が歌いやがった時なのだがそれはまた別の全然関係無い話であり、とにかくこの動画からなんとも言えない奇妙な感情に満たされた。あと、唇の動きと音声がすこーしずれてる気がして、その辺も揺さぶり度に貢献していると思う。

あー難しいな、どう書けば伝わるのだろう。

この映像作品(映像作品て言っていいレベルの衝撃を受けたのです僕は)は全部の要素が正しくあろうとしてる。背景真っ白で、風船飛ばして、クレヨン風の絵を入れてみたり、子供っぽい服着てみたり(♪わーたしはまだ こっどっもだ・もーん)、もちろんKOTOKOさんが自ら書いた歌詞とその世界観完璧に歌として表現している歌唱力は素晴らしい(自分の着想を上手く文章に出来なくていつも悔しい思いをしている僕からすればその力は羨ましくてしょうがない)。ところがそれが全部集まると、なんでこんな奇妙なことになるんでしょう。いや、「奇妙」ってほど「奇」でも「妙」でもないけど、地に足を着かせてもらえない感じ。苦しい。

自分にとっての『さくらんぼキッス』という作品は、楽曲じゃなくてこの映像のことを指すことになりました。

あと、「自分はこういう顔の人が好きなんだ」っていうのも確認できたことを書いておきます。

そんじゃあいくぜ、頭から見どころ紹介。

  • 00:12付近。「イェイッ!」
    • いきなり体が切れてる。
      • ここは全身入れるか少なくとも顔が映ってるべきじゃないか?
  • 00:56付近「澄ましーた顔でっ決め・て」
  • 01:00付近「戸惑うふーりーはー・やだよー」
    • 「やだよー」の "だ" は "だ" と"な" の中間。素晴らしい。
  • 01:41付近「すーきすきすきっ」
    • 舌出したあと、ほっぺた膨らませて自分の頭ポカポカ。
  • 03:20付近、再び「戸惑うふーりーはー・やだよー」
  • 04:08付近「すーきすきすきっ」
  • 04:21付近
    • 投げキッスのあと所在無げにまばたきを2,3度。

そんなわけで、自分以外の誰も共感しなくても、この楽曲と、KOTOKOさんの歌詞と歌唱と実演と、映像演出が渾然一体となった『さくらんぼキッス』という作品を私は大好きです。二次元キャラとか小倉優子とかがやったんじゃつまんねえっつーの。


んなことを考えながら、前にも似たような感想を抱いたことがあったなと思い出した作品を紹介。

クロザクロ 7 (少年サンデーコミックス)

クロザクロ 7 (少年サンデーコミックス)

表紙がきれいなので最終巻。

これもちぐはぐというか、何も変わったことやってないのに変な作品でした。大好きです

以下余談

あと、この2,3日でKOTOKOさんの色んな曲聞きました。youtubeとかで。

普通にかわええじゃん、ねえ?

こういう髪形のほうが似合う顔なんだな。その分『さくらんぼキッス』ほどのインパクトはないわけだけど。

一つ言うなら04:00付近の銃を構える仕草がとりあえず感に溢れてていい。

うん、いいPVである。PVとして正しい。

PVって曲が主役なんだからさあ、下手に曲の世界観をそのまま持ってこられると大変なことになるわけで、それが『さくらんぼキッス』。

お返事

さくらんぼキッス』をブクマしたあと、イン殺さんから幾つかのエントリーを一方的に紹介してもらったので、お返事でも。


2006年12月22日 xx-internet xx-internet music, 漆黒の意志 id:comnnocom さん江。

はてなブックマーク - 電撃オンライン - 「エロゲーバンド東西乱れ祭り」ライブレポ

おそらく一番見せたかったのは、このエントリ中にある動画でしょうが……

全ての人間は二種類に分けられます。この会場にいた人間と、いなかった人間です。で、私はいなかった人間なのであの場にいたらどうなっていたかは分かりませんね。

ただアレだけのパワーを持った曲であるということは明らかですね。ありがとうございます。


2006年12月22日 xx-internet xx-internet music, 漆黒の意志 『さくらんぼキッス』 + 『グラップラー刃牙』という愛に満ちた改変。 id:comnnocom さん江。

はてなブックマーク - YouTube - sakuranbo kick

そういえば、Youtube登場以前に友人に見せてもらって転げまわって爆笑したのを思い出しました。

いま、この段階で見ると感慨深いですね。

「ハイ!ハイ!」でハイキックを合わせてくる技巧にはやられた。「♪突ーき突き突きっ!」

バキにぶつけても負けない質量を持った作品であることが実証されましたね。ありがとうございます。

とりあえず、[漆黒の意思]を貼り付ける場所は他にあるんじゃないですか、といっとく。


さて、KOTOKOさんのどのCD買ったらいいんだろ。決めなきゃ。

オレ向けマーケティングは大成功ですね。

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2006-03-05

whatdunit ミステリが成立するには。

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id:xx-internet:20060224:p1にて、ミステリの一形式としての "whatdunit" に注目が寄せられました。これはかなり魅力的な概念なので、いろいろこねくり回してみたいと思います。

まず whatdunit とは何かというところから。

whatdunit にはその元ネタとして "whodunit" という言葉があります。これは "Who have done it" を略した言葉であり、ここでの "it" は基本的には殺人のことです。つまり、「誰がそれをやったか」「誰が殺したか」という意味になり、純粋犯人当て小説を指すミステリ用語が "whodunit" 「フーダニット」です。

んで、この who を what にするとどうなるか。そのまま入れ替えると "What have done it" となり「何がそれをやったか」という意味になり、これではは犯人が人ではないミステリになってしまいます。これはこれで社会派っぽい意味深なテーマになりうると思いますが、あんまり発想が広がらないので、xxさんがぶち上げたとおり「何が殺されたか」と言う意味で "whatdunit" という語を用いることにします。

では、 whatdunit ミステリは成立するか、という本題に入ります。

純粋意味で whatdunit を求めるなら、それ以外の 4W1H は明らかになっていないといけません。つまり、「誰が、いつ、どこで、どうやって、なぜそれをやったかは全てわかっているのに何をやったかだけがわからない」という状況が必要です。こんな状況に至る経緯こそがミステリだと思ってしまいますが、例えば次のような状況はどうでしょう。


舞台はとある大富豪大邸宅

そこに差出人不明の一通の封筒が届く。中に入っていたのは一枚のカード。そこにはこんな文面が印刷されていた。

今夜十二時

何かが起こる

    柳生怪盗XI

厳重に警備を固めてその時を迎える大富豪

時計の針が十二時を回っても、何も起きた気配は無い。

しかし! 目には見えない大きな変化が、どこかに起きていたのだった!!


これならば、先に示した whatdunit ミステリの要件を満たしているように思われます。

つまり、

誰が = 怪盗

いつ = 今夜十二時

どこで = 大邸宅

なぜ = 怪盗なので、犯行そのものが目的

「どうやって」だけが、少し苦しいですが、何が行われたのわからないのですから、どうやってやったかがわからないのは当然とも言えます。何が行われたかを解き明かした時に、どうやってやったかが即わかるようであれば良しとしましょう。


さて、賢明なる読者諸氏にはご理解頂けたかと思いますが、この小説を面白くするのは非常に難しいことだといえるでしょう。だって、何が行われたのかがわからない、つまり表面上は何も起こっていないのです。誰かが消えたわけでもなければ、何かが盗まれたわけでも壊されたわけでもない。それでもなお「何か起こっているはずだ」と捜査を続ける探偵。まさにドン・キホーテ。滑稽以外の何物でもありません。

となれば、犯人側から描くことを考えざるを得ないわけですけど、これまた難しい。犯人の行動を描くということは、犯人が何をやったかを読者に教えることに他なりません。

となると、うーん、あとは叙述トリックしかありませんかねえ。

もしくは犯人自体が意図しなかったことを結果的にやってしまっていたとか。


とここまで、考えてきて、ふと思い当たりました。

あるじゃないか、この条件に当てはまる whatdunit ミステリが。しかも、誰もが知る名作。

その作品にも怪盗が出てきて、大暴れします。しかし怪盗自体は怪盗の名にそぐわず何も盗みませんでした。

しかし全てが終わった後、担当の警部はヒロインの少女にこう言うのです。

いいえ、奴はとんでもないものを盗んでいきました。

あなたの心です。

そう。その作品とは『ルパン三世 カリオストロの城』です。

あの作品は、全てが最後のこの台詞のために作られていると言っても過言ではないでしょう。『カリオストロの城』こそ極上の whatdunit ミステリだったのではないでしょうか。


追記:ところで "whatdunit" って「ワッダニット」ってかくとニッカボッカみたいですね。

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2006-02-10

本人登場

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作者と同じ名前のキャラクターを作中に登場させる手法。

主に本格推理小説でよく用いられる。

有名どころは、エラリー・クイーンヴァン・ダインなど。横溝正史金田一耕助ものも、小説家横溝正史が私立探偵金田一耕助に事件の顛末を聞いて書いているという体裁をとっており、このパターンと言えるだろう。

本格推理小説は、その背景、事件そのもの、トリック、動機などが良く考えてみると荒唐無稽であることが多いが、それに少しでもリアリティを持たせるために採られる手法なのだと思う。

ところがこれまたよく考えてみると、小説に作者本人が登場するということ自体が荒唐無稽なのであり、リアリティと言う面では逆効果といわざる得ない。むしろ、本格推理小説の「記号」としての側面が強調される。

そして私はそんなバカな推理小説が好きだ。

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