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2006-08-27

第3回萌理賞雑感

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というわけで萌理賞も早、3回目が終わりました。

各作品感想

『いづれの山か、天に近き』, firestorm
89点でも最下位だったら補習する容赦なき先生萌え。手が触れたぐらいで声を出してしまう先生とのギャップがポイントか。面倒見の良い先生でうらやましいですね。
『星座の名前』, tplusf
先生になんかされたあの子萌え。確かに小説としての完成度は高いと思う。行間を読めば大体のことは分かる。分からせる。その力には脱帽。でも、萌え、なんですかねえ。
『後輩潰し』, palookaville
彼氏いるくせに後輩を誘惑する振りでからかう先輩萌え。先輩に彼氏がいることを知ってることを主人公が知ってることが萌え度を高めていますね。
『それはちょっと違うと思う』, jundas
ツンデレをこじらせてツン殺な幼なじみ萌え。と思いきやその幼なじみをツン殺する主人公萌え。ツン殺の上にツン殺。これに萌えろとおっしゃるか、よろしい。短編としては面白いです。
無題, boguspokesman
下世話な男子の会話を黙って聞き流す委員長萌え。わざわざ20字×20字の原稿用紙を作る熱意は好きです。田中はウザいですがそれによって委員長委員長らしさが際立って萌え度を高めていますね。
『い能力部』, sasuke8
ペースを崩さない委員長の見せるギャップ萌え委員長属性を象徴するメガネを小道具に、「温度の固定」能力で委員長の揺ぎ無さを表し、その能力を破ることによってギャップ萌えを生み出す。素晴らしい。出した小道具は最後まで使う。見習いたいです。
『こうちゃんといた夏。』, kumaimizuki
純粋? 天然? な後輩萌え言葉の裏側を読めない純粋さってのはオーソドックスですね。それをさらに突き詰めるか、少しひねると萌え度が上がるような気がします。
『もっと夏への扉』, gentledog
思いつきに後輩を巻き込む先輩萌え。いややっぱタイトル勝ちですかね。オマージュであるとともにきちんと内容に合致してるし。先輩もきちんと一緒に部屋にいるところに萌えを感じました。
『委員長崩し』, km37
眼鏡スク水委員長萌え。胸のネームがはてなはてな委員長。何を注意してくれるんでしょう。若干、スク水なら萌えるんだろ的な意思を読み取ってしまいました。
『死が二人を結ぶまで』, chkr
先生になって戻ってきた姉ちゃん萌えタイトルには興味をひかれました。が、萌え小説としての完成度がどっちも中途半端な気はします。とりあえず、「これが俺の萌えだ!」っていうのをきちんと見せて欲しい気がしました。
『萌理委員長熱く語る』, runa_way
萌えを分析して巧みに演じようとする理論委員長萌えメタ萌え系では初のポイントゲットではないですか。メタ萌えをきちんと萌え属性にしてるのが勝因か。ラスト委員長のギャップが定番だけどいいです。
『小谷さん』, ukpara
ずっと一緒のクラスだった同級生萌え。あーこれ好き。「これが俺の萌えだ!」が伝わってきます。いろいろ書くと長くなりそうなのでこの辺で。
『盗まれた手紙は二度届くか』, konchikichin
職務に忠実なひとときの先輩萌え。少しの間しかいない転校生っていうのは定番ですが、そこに恋文神なる概念を持ち込むのところが好きです。タイトルとの関連がちょっと分かりにくいかな。教えてもらえたら嬉しいです。
『先輩ヒドゥンレター』, comnnocom
後輩を完全に見透かすツンデレ先輩萌え自作です。詳しくは後述。
『委員長に抵抗あり!』, ratbeta
ありのままの自分を見せようとする委員長萌えカメラマンモデルというなんとなくインモラルな関係が目を引きますが、委員長らしさは見えません。主催者の講評とかぶりますが、委員長じゃなくてもいいんじゃね?的な。やりたいことはわかるような気がしますが。
『Her majesty』, ariadne
いじめられても威厳を失わない同級生萌えmajesty という大仰な単語にふさわしいエピソードと情景。きちんと萌えを伝える力のある作品。
無題, maroyakasa
俺にだけ思いを伝えてくれるあの子萌え。唇の動きで会話してる、と読みました。萌え情景が素直に飛び込んできます。個人的には佳作に最も近い参加賞だと思う。嬉しくない褒め方かもしれませんが。
『夏の終わり』, nisinao
妹と先輩と俺の複雑な関係萌え。主要キャラがひとり増えると確かに奥行きが出ますね。関係性に萌えさせることができるのか。読者が勝手に関係を読み取って萌えることができる作品。
『彼女はずっと夕暮れの中に』, bachihebi
座敷牢と着物と黒髪と時を越える彼女萌え。確かに小説としては魅力的。でも萌えという面では属性を提示するに留まり物足りないような。あなたは何故彼女萌えるのですか。
無題, hanhans
突拍子もない発想と能力持ってるくせに約束はきちんと守る先輩萌え。hanhans さんがファック文芸部員であることを考えると「夏の大会」に意味を読み取れますが、ここは萌理賞なのでおいとくことにしましょう。最初の一文が強烈。この流れで最後の先輩の台詞の萌え度は高いと思います。好きです。

自作について。

相手を完全に見透かして、操る先輩を書きたかった。

それには相手の台詞を利用しての縦読みという離れ業が必要だった。

あと、萌え対象の一人称視点で書くというのがやりたかった。

そうやってできたのが我が『先輩ヒドゥンレター』です。

萌え対象の一人称は実は意外と少なくて、今見返してみたら、第1回と第2回に一つずつしかないんですよね。萌えキャラを前面に押し出すという意味では、ありだと思うんですけどね。一長一短ではありますが。

他は缶コーヒーとか、ドアとか小道具も使ってみたんですけど、縦読みで文字数を取られたのであまり効果的ではなかったかな。 sasuke8 さんを見習いたい。

まあやりたかったからやったわけで後悔はありません。暗号も、きちんと話の部品として機能してれば OK だと思います。

萌理賞について

今回もレベルは高かったと思いますが、前回、前々回ほどハジケた作品がなかったのが気になります。今後もこの傾向が続くとちょっとつまらなくなってしまいそうで、気がかりではあります。

「これはナシだろ」「いや、アリだね」って感じのがもっとあっていい。自分に書けないからなんですけどね。

3連続参加について

実は今回参加するかどうか迷ってました。『先輩ヒドゥンレター』でポイント取れるとは思ってなかったし。

でも、ちょっとやりたいことを思いついちゃったのです。ので、そのために思い切って参加することにしました。まだ内緒。ヒント:もやし

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2006-07-01

第一回萌理賞終了

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部員の結果

ID作品結果
xx-internet『無題(夏はロケット)』1pt(参加賞)
screammachine『風のない島』10pts(佳作)
objectO『自動人形』1pt(参加賞)
hanhans『メロン』1pt(参加賞)
duke565『たぶんあの子はヴァンパイア』1pt(参加賞)
comnnocom『あついなつ』1pt(参加賞)
extramegane『姉はきっと水平線を思い出しているのだ』10pts(佳作)

勝ちか負けかで言うと、負けだよなあ。

一人入賞で、ほか全員参加賞とかの方がファックっぽいかも。


自分の結果

頂いた講評

夏が暑いとか、お茶が熱いとか、みんな常識的なことなので、ひねりが欲しいですね。顔が火照るという風につながるのは分かるんですけど。例えばお茶にしても、なぜジュースではなくわざわざ熱いお茶を出すのかに理由があるとか。例えばダイエットするためにジュースは禁止しているとか、そこでさらにお腹がぷにぷにしているか確かめるとか、何でもいいですけど、そういう風に単発の記述コンボで連携していくと、小説的な空間の拡がりが出てきます。

数学日本語じゃないから~」に凄く深い意味があるのかとも思ったけど、結局よく分かりませんでした。20作全部読まないといけないので、仕掛けが微妙すぎると分からないですね。

いつも自分の書いたものを見て思ってることを的確に指摘されています。「発想が平凡」「小説的広がりがない」「よく分からない」。うわ、ダメ小説じゃん。

最初はもっと短く講評されていて、その厳しさにショックじゃなかったと言えば嘘になります。でも、逐次更新されているのに気付き、そのたびきちんと読んでくれているのが感じられました。他の作品についてもそれは同じで、けして少なくはない分量を読みこなし、しかもクオリティを一定以上に保って講評を書いておられるのには感心しました。


でも一つだけ自信を持って言わせていただくと、全ての参加作品の中で自分のが一番萌えます。

感想

萌理賞はsirouto2さんのものなんだなあ、というのがまずあります。

しかし、この賞に対するsirouto2さんの思い入れがきちんと伝わってきたので、不快ではありません。むしろ次も出したいという気持ちになります。

多分この気持ちは、他の参加者や参加せずに見ていた人もそんなに変わらないのではないでしょうか。

ですから、2回目が重要となるでしょう。今回はsirouto2さんが圧勝大会でした。この状況をblogger達が黙ってみているわけありません。

求められているクオリティが提示された以上、それを超えようと、あるいはぶっ壊そうとするbloggerが必ず現れるに違いありません。その時にこの賞の真価が問われるような気がします。できることなら自分もその流れに身を置いておきたいものです。


というわけで、今は倒錯社賞の結果を楽しみに待ちたいと思います。

extrameganeextramegane2006/07/04 12:48「sirouto2さんが圧勝」って言える発想は、たぶん平凡じゃあないですよ。

comnnocomcomnnocom2006/07/04 22:03そう言ってもらえると、救われます。
なんか、発想はわくんですよ、いつも。でも出来上がったのを見ると、あれー? ってなる。こないだのドリフのやつとか。さっちゃんとか。
なんか申し訳ないですよね、もっとお前は面白くなるはずなのになあって思ってしまう。まあ、精進あるのみです。

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2006-04-19

| 2006-04-19 - -N-t-S-d- を含むブックマーク 2006-04-19 - -N-t-S-d- のブックマークコメント

書き始めた。

規定枚数、ワープロ原稿にして15枚以上。この敷居は確かに、低い。記事の積み重ねで勝負するしかない blogger を取り込むには最低ラインか。これは越えられるだろう。だから、投稿はする。


ライトノベルである。

★「ライトノベルの定義」。あなたがそうだと思うものがライトノベルです。

 ただし、他人の同意を得られるとは限りません。ライトノベル@2ch掲示板

ふはは、思いっきり blog そのものじゃないか。ならやったろうじゃん。

記憶を紐解く。一番最近読んだライトノベル、『猫の地球儀』。それより前、何を読んだ?『スレイヤーズ』、『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』、『卵王子カイルロッドの苦難』、『クレギオン』みんな名作じゃないか。足が震える。


正直に言おうと思う。この私の力量は部内で最低レベルだと思ってる。そんななぁみてりゃあわかるさ。「ファック文芸部員だぜ」などと偉ぶっても一編も完成させてない似非 blogger 。白い原稿を前にすると心がすくむ。それでも立ち向かわせてくれた部長部員感謝しよう。かっこいいぜ。


見せてやるさ、「リンクジャパニーズ」。日常から片足踏み外せ!

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