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2007-10-26

推理小説のレギュレーション

| 11:33 | 推理小説のレギュレーション - 論理兵站 を含むブックマーク はてなブックマーク - 推理小説のレギュレーション - 論理兵站 推理小説のレギュレーション - 論理兵站 のブックマークコメント

推理小説の規則を減らしましょうという萌え理論の記事について考えること。

推理小説歴史的に「予想外のことをしてみんなに驚いてもらいましょう」方面に進んでいるっぽいので、規則を減らしてしまっては「予想外のこと」ができなくなってしまうのですね。推理にしろSFにしろコンテクストがあってはじめてそれを裏切ることができる。全体を知ることで面白さを最大限に享受できる構造の作品が多い。このため1000冊読めとか言われるのだろうと思います。コンテクストを吸収するために。新規参入しにくくて残念ですね。ぼくはそういうのが苦手です。

ですので、もし規則をひとつだけにするなら、

  • なんやかんや規則が提唱されているけど、守ってもいいし守らなくてもいい

あたりじゃないかなと思います。でも、この1項目だけでは理解できないですね。背景となる歴史が必要になっちゃう、出来の悪い決まりです。そういう文句が来たときのために附則を設けましょう。

  • なんやかんや規則が提唱されているけど、守ってもいいし守らなくてもいい
    • じゃあ1000冊読め

というのはまあ冗談なんですけれども、ジャンルにかかわらず、創作ってみんなこんなですね。無数の決まりがいつのまにかできてる。でもその決まりは「破っていい決まり」なのです。

ファック文芸部では、変な制約を勝手に作ってみんなで書いたりしていますが、それも不文律勝手にできていってしまう秩序化のパロディなんじゃないかな。「破っていい決まり」という変な決まりがあるから、天邪鬼のファック文芸部は制約を作る。放っておくと勝手に秩序化しちゃうから、たまに壊す。そのために無意味な法を増やしたりもする。1000冊読まないやつでも発言権がある世の中にする。

世界混沌に。ファック文芸部

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