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2008-03-10

有村さんにマジレス

| 14:38 | 有村さんにマジレス - 論理兵站 を含むブックマーク はてなブックマーク - 有村さんにマジレス - 論理兵站 有村さんにマジレス - 論理兵站 のブックマークコメント

状況

  • 昨夜、Twitterで有村さんが泣いていた。

http://twitter.com/y_arim/statuses/768843040

http://twitter.com/y_arim/statuses/768843661

http://twitter.com/y_arim/statuses/768844155

http://twitter.com/y_arim/statuses/768844620

  • そして瀬戸風味さんが応えていた。

http://twitter.com/setofuumi/statuses/768846710

http://twitter.com/setofuumi/statuses/768847593

http://twitter.com/setofuumi/statuses/768851414

http://twitter.com/setofuumi/statuses/768852633

http://twitter.com/setofuumi/statuses/768861827

  • 僕はといえばTwitter上にあんましいなかった。

http://twitter.com/extramegane/statuses/768498316

  • さっきからobjectOさんが回答している。まだ続いている。

http://twitter.com/objectO/statuses/769138956

http://twitter.com/objectO/statuses/769139611

http://twitter.com/objectO/statuses/769140085

http://twitter.com/objectO/statuses/769143974

http://twitter.com/objectO/statuses/769145267


浅はかなのか? という有村さんの問いには、浅はかでもないし愚かでもないと答えます。

http://twitter.com/y_arim/statuses/768434390

そういう人物がいていいと思います。そういう存在があってこそ、物語に深みが与えられると。有村さんのブログが激しいけれど優しいものであるのは、そうしたことだと思うのです。

以下、「釣り」「ネタ」「マジレス」っていう言葉が大っ嫌いな僕が、それらの単語を消極的に用いながら、弁明させていただきます。そして、なんか問題点とかはっきりしたらいいなと思う。

有村さんとは

  • 個人的に印象深いのは、ファック文芸部杯のときに苛烈なブックマークコメント*1をくれたこと。このときは、どこに齟齬があるのかわからなかった。
  • 今年始め、有村さんはTwitter新年会へ行った。大いに傷ついた体験を記事にしていた*2
  • そういった行動を、有村さんは「形を変えた自傷衝動」かもしれない*3と言っていた。

  • 有村さんは、人に会いたくて行ってしまうようなんだけれども、僕にとって100人集まるオフ会なんていうのは敵の本陣に単身乗り込むみたいなもんなので、とても足を運べない。
  • それらのことから、有村さんは、僕よりも他人を信じ、他人を含む世界を信じ、愛を持っているんだと思う。
  • その態度と比較してしまうと、僕なんかは最初から誰のことも信じていないし愛していないんだなと省みた。
  • 有村さんも、僕と同じように、あるいは僕以上に、傷つくことが怖いはずだ。しかし有村さんは、行く。
  • 異なる点は、おそらく真摯な態度なのだと思う。有村さんは真摯だ。

(objectOさんに指摘されたのでこのあたり保留)

有村さんの発言でファック文芸部の名前が挙がっているのは

個人的にはこう感じます

釣りとか言ってるやつは、真実に気づいていない。釣り人は、自分が真実を口にしていることに気づいていない。釣り人は自動筆記のように、自分の知らない真実を語っている。しかし釣り人はバカなので、自分の偏狭な先入観から、それを現実とは異なるもの、虚構だと勝手に思い直す。

それが真実でない証拠などないのに。

釣り人個人なんかどうでもいい。小さな釣り人になんか何がわかる。我々の背景には、歴史には、ルーツには、見聞きしたすべての情報は、すべての体験は、偉大なる虚構の海だ。

すべての釣り人は、「おめえら騙されてんじゃねえよ」といいながら、本当はそいつが騙されている。

自分の嘘に、釣り人自身が騙されている。ネタにマジレスする人間だけが、真実に気づいている。


……しかし、これは詩的な表現でしかなく、論理的な説明になっていない。 有村さんは戦っているので、戦っているフィールドを現実この世界と見定めているので、「そんなの気の持ちようだよ」「釣りエントリに対してマジレスしたって無駄足を踏んだなんて思うことないですよ」とか、そういう説明では通じないと思う。きっと。

有村さんは自分から死地へ赴いているので、「考え方を変えてみたらいかが?」なんていう言葉を送ることができない。

現実のどうしようもなさ、残酷さに身を投じ、有村さん自身がそこで傷つくことによって問題点を浮き上がらせる手法をとっているのだと勝手に把握しています。

双方の共通点と差異

有村さんのことを、僕は上記のようにとらえています。

そして有村さんはご存知だと思うのですが、上記リンク先のようなことを、ファック文芸部の部員は、それぞれ連携せずに、勝手に考えている。違うことを考えている人がいるかもしれないし、同じことを考えている人がいるかもしれません。今回の記事も同様に、僕の個人的な考えです。

さて、両者の相違はどこにあるのでしょうか。基本的には似ていて、部分的に異なるんだろうなあって思っています。


この世界が含む問題点。世界には、みんな気がついていないような点があり、そこから悲しい出来事が発生している。その問題意識は、たぶん共通のものなんじゃないかなと思うのです。何を悲しいと感じるかは、似ているはずだと思うのです。

ただ、そこからとるアプローチが異なっているように思います。有村さんの立場から見たら、現実を放棄して虚構を選択することは、逃亡に見えるのかもしれない。実際、自分は逃亡で構わないと思ってやっています、まず虚構によって自分が助からなきゃいかんのじゃないかと思ったことがあったからです。有村さんほど強くないのです。有村さんを強いと表現することが失礼という話もありますが。

僕はその問題に対して、「みんなが現実だと信じていること含め、全部が虚構だと考えたらどうよ」と思ってやってきた。有村さんは「自分が犠牲になって傷つくことで世の理不尽をあぶり出す」というような感じなのじゃないかと見受けます。手法が異なる。


たぶん僕だけじゃなくて、ファック文芸部員全員がそうだと思うんだけど、本気で書いたエントリーに「ネタ」とかタグつけられてしまうんですよ。失礼だと思いませんか? 本気の虚構が真実だと思って書いているのに、ネタ扱いするやつがいるんです。有村さんも、Twitter新年会のとき、本気の発言*5にネタレスされて怒ってらっしゃいました。僕は、あのときの有村さんに共感を覚える。

ブックマークのコメントやタグにおけるネタっていう単語は、勝手に「これは虚構ですよ」と判断し、言外に「このエントリーは現実を忠実に再現していないが、現実とは確固とした存在であり、すばらしいものですよ」と言っているようで、非常に腹立たしい。何を決め付けているのだと。


また、僕は「異業種交流会でハッピーになっちゃおう!」とか考えている人が憎い。その前向きな感じが憎い。騙されて壷でも買ってしまえと呪えるくらい憎い。だからTwitterの大人数オフ会なんかには、どうしても違和感がある。しかし有村さんは、新年会に希望を持って参加して、そして裏切られた。ここも異なる点だと思います。有村さんは世界を信じている。

僕にとっての敵陣に突っ込む有村さんの存在は、僕の心も痛むけれども、失礼ながら痛快でもある。異なるとはいえ、応援したい気持ちがあるのです。

ただ、中途半端な、現実から逃げ出して虚構を操作している僕から言えることもないので、今まで黙っていました。


  • 有村さんは、現実から逃げないで、傷つきながら戦っている。
  • 僕は、現実と虚構を混乱させ、現実を不確かにしか捉えていないくせに、その現実を不用意に信用している敵に対して、お前らの現実なんてグラグラだぞと言いたくてやっている。
  • こちらのやり方を貫くと、現場に出ている有村さんが、巻き添えをくって虚構化されてしまったように感じることがあるのではないか。
  • これをうまく解決する方法はないものか。

簡単にまとめない

ですので、有村さんに対して、簡単なことは言えない。合ってるかどうかわからないけど、自分なりに有村さんが考えているだろうことを、勝手にまとめてみました。

今から思えば、もっと早い段階で書くべきことでした。

これを読まれて、「そうだよ」「違うよ」などありましたら指摘ください。建設的な何かを始めるためには、まずそこからだというような気がしたのです。

まだまだこれから考え続けたいテーマです。

extrameganeextramegane2008/03/11 12:56彼と会話しました。
こちらへの誤解はとけたんじゃないかと思います。
上記、ぼくが把握している彼の実像には、若干の変化がありました。
実際に意見交換してみると違いますね。
Twitterでは限界があるのか、というようなことも思った。

extrameganeextramegane2008/03/11 22:29あらすじ。
まず、昨年の11月から続いている虚実についての話題がありました。
そこで有村さんが、固有の虚実観を提示していました。
今回、意図を伝え合ったところ、問題意識が近いところにあることを確認できました。
これをきっかけに虚実問題に触れた方は、ぜひ掘り起こして知っていただきたいと思っています。

extrameganeextramegane2008/03/13 02:59ネタタグ批判するときに自分ごめんなさいしなくちゃいけないのは、おれも [創作]だの、そういうタグ使ってるんですよね。ネタっていう言葉に対しては困っているけれども、タギングには自由がみとめられてしかるべき、と思っている。けれども流れでなんとなくdisってみた。「タグなんか個人の勝手なんだから他人がどうこういうな」って言われてないのが意外っちゃ意外です。