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日常、器具類 iiiiii! このページをアンテナに追加 RSSフィード

2006-04-29

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http://neo.g.hatena.ne.jp/comnnocom/20060428/p1より。

自分なりにファック文芸部でやることを考えて欲しい。そんなに難しいことじゃないはずさ。その結果としての行動ならなんでもいい。「考えた結果、何も考えないことにした」っていうのも立派な結論。

そもそもの入部のきっかけが、「日常」というものを考えてみたくなったからなのですが、日常で起きた感情を元に自由に文章を書いてみたら、思いの外、自分の考えていたことが酷いものだったので、一度冷静になってみたいと思います。

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もう終わってしまったことだから、簡単に。

私の父親は本当の父親ではない。

ある日母親がどこからか、とはいえ恐らくは一時期働いていた時の飲み屋の客だったのだろうが、仕事の帰りに連れてきた男だ。

私はその日から、彼の良い玩具になった。

見事なフリーキックを、僕の左足のすねにめがけてしたこともあった。私の左足は軌道を描いてゴールに飛び込むことは無かったけれど、私の左足の臑を骨折させるぐらいの威力を持っていた。ある時は、ボディーブローをする時の的になっていた。私がお腹を押さえてしゃがろうとすると、彼は笑いながら私の髪を引っ張り無理矢理経たせて、何度も何度も殴るのだ。

そうして私という玩具を動かなくなるまで、遊んだ後。

彼はタバコを吸うのだ。

彼は手の震えを抑えられない程体力を消耗している筈なのに、彼は慎重に優しくライターに火を点る。その生まれたばかりの火を消さないように、そっと手で覆いながらタバコにを点ける。それを肺の奥に行き渡るように、思い切り吸い込むのだ。

私はその光景を目撃して以来、彼と行動を共にしなければならない時は、心の中にタバコを持ち歩くようになった。実際に吸ってみようと、彼の居ない時に吸ってみようと思ったのだけれど、彼が居ない時なんて考えてみれば余りなかった。

逃げようと思って、夜遅くに家から逃げ出した事もあったけれど、結局は警察に見つかって家に連れ戻され、私を従順な玩具に仕立て上げる、という結末になってしまった。その仕立て上げ方がとても素晴らしかったので、私はそれから逃げるという選択肢を失ってしまった。

けれど、タバコはいつも胸ポケットの中にあった。見えないが確かにそのポケットの中にはあった。銘柄はセブンスター。星で作られた7という文字が印象的なタバコの包装だった。それは彼の吸っていたタバコだった。

彼がタバコを吸うとき、私も心の中でタバコを吸う。彼が優しく火をタバコに点ければ、私もそのようにした。彼が肺の奥まで吸い込めば、私もそれに従った。気持ちよく弛緩しきった彼の顔を、そしてだらだらとこぼれる煙を見て、私は、彼に対して鬱屈とした思いを心の奥に沈めていた。

皮肉にもその心のタバコのおかげで、私もそれを頼りに生きることが出来た。どんなに彼から辛いことをされようともそのタバコのおかげで、何とか心の平常を取り戻すことが出来ていた。

そしてその日、いつものように学校から帰ってきて、彼に玩具の様にされていた時、ある異変を感じた。

胸ポケットの中のセブンスターがもう一本も残っていないのだ。

そんな馬鹿な事は無い。私は彼に玩具にれながら、必至でセブンスターを想像した。だけれど、その想像の中に出てくるのは彼が美味しそうにそのセブンスターを吸っている様子だった。

私の、私のセブンスターが。あんな男に吸われているなんて。

それからの事がまるで他人事の様な光景だった。彼がそうしていつもの様にタバコを吸っている時、私は台所の包丁を持ち出し、後ろから彼を滅多刺しにしていた。

何度も何度も差し続けていた。

しばらく鮮血が床一面に広がるまで差し続けた後、私は彼の胸からこぼれ落ちたセブンスターの袋に気がついた。

その血に染まったセブンスターを拾い上げ、一緒に入っていたライターを取り出して、火を点けようとした。けれどなかなかライターの火は点かなかった。何度かその歯車を回したが、情けない火花が出るだけだった。何度かの試みでようやく火を点られるコツをつかんだ。ライターから吹き出る火を慎私はゆっくりとタバコを近づけて火を点けてみた。

タバコの先は赤々と燃え、その後にゆっくりと白と黒の灰を作り出している。私はフィルターに口を付け、思いっきり吸い込んだ。

煙がのどを通過し、肺一杯に膨らむ。空気とは違う全く別の違和感で私は咳き込んでしまった。タバコを持った手を血だまりの床に付けながら、私は何度も咳き込んだ。

タバコは美味しくなかった。ゴミの様な味がした。

私は暫く咳き込んでいた。そして、その咳がいつの間にか嗚咽に変わっていた。

hachi_gzkhachi_gzk2006/04/29 02:56ああ、違うんですよ。違うんですよ。
なんて言うかその、たまたま、現実生活にちょっと嫌なことがあったので、その感情の矛先をぶつけようと思っただけです。
あと、セブンスターは美味しいタバコだと思います。吸ったこと無いから判らないけれど。