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小説蛾螺倶璃砦

2006-05-09

[][] 仮想敵、あるいはライバル、あるいは強敵と書いて。 その二。  仮想敵、あるいはライバル、あるいは強敵と書いて。 その二。 - 小説蛾螺倶璃砦 を含むブックマーク

承前

 その名は、

 みさくらなんこつ

 みさくらなんこつ

 みさくらなんこつ

 三度言ってみた。 なんとなくである。

 その人の職は、俗っぽく言えばイラストレーターである。

 一見、ファック文芸部とは軌を一にしないようにみえる方もおられよう。分かる。至極当然の反応である。絵と文では存在位相というか立ち位置というか、まあいろいろ違う。

 しかし、かの奇龍の発言をREADすれば、その恐ろしさが見えてくる。 恐ろしいほど見えてくる。

 その奇龍は、対談という形でこう、述べている。

ゲームショップで刃傷沙汰が起きた件に触れて)

 うーん、現実に負けてるなーっって思って、もっとメチャメチャにグチャグチャにかき混ぜないとダメだって。

 ガッ!

 これはまさしく、我らが、と私の感情を勝手に全体化して言うが、ファック文芸部の基本理念の一つ。 それに抵触しようというのだ。 抵触されて困る事は無いが。

 しかし、絵での話なら、我々ファック文芸部とは、やはり交わらないかに見える。

 だがッッッ。

 この奇龍はイラストレーターとしてのバイタリティを、文芸の方法論の一つ、ノベルゲームという文章世界に傾ける気でいるのだ。

「わたしこういうゲームやってみたいんだけど、どうでしょ、面白そうじゃない?」

 お金は注ぎ込みません。労働力をたっぽしと(笑)。自分が全部やるの。スクリプトもうちます。

 ガッ!

 おい! 今のファック文芸部内に、スクリプト段階からゲーム制作を自分で全部やるという怪気炎を発せられるやつ、いるか? いるかよ!? いるのかよぉぉぉ…。(泣き崩れながら)

 少なくとも私は無理。

 また、こうも言っている。

 (前略)頭の中でビジュアルやシチュエーションを変えながら、好きなように楽しんだりして。そこに対しての遊び心ってまだ持ってる?って聞いてみたかったのです。

 文字に興味だけはすごくあるのです。もともと二次元のアプローチというのは、いっぱいいっぱいおしゃべりして、いっしょに暮らして、遊んでってことだと思うのです。

ときメモONLINEをしている友人との会話として)

「コレすごい!二次元キャラ三次元を突き破って現れるんだね、あったかいね!」

 ガッ!

 こんな怪物が文芸*1に手を染めたら、ファック文芸部は根底から揺さぶられる。 存続理由を問われてしまう。 杞憂勘違いに彩られたにおいがするけれど。

 みんな、それでいいのか?

 否! 断じて否である!

 ならば、かの奇龍を仮想敵と定めよう。 正直勝てる気がしない。

 だが、しないわけにはいかない。 岩本虎眼に対して命がけを通り越してシグルイに相対した清玄&いくのように、我々は戦わなければならない。 そしてその中のみ、我々も無明逆流れの如き荒業を手に入れる事が出来る、出来るのだ!

 各々「もえるるぶ」をもてい

 敵は相当の者ぞ!

 以上。 長々ながら。

*1:ノベルゲーム文芸じゃねえという説はここでは触れない