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小説蛾螺倶璃砦

2006-05-15

[] 憑依文章  憑依文章 - 小説蛾螺倶璃砦 を含むブックマーク

 私にはオリジンは無い。 あるにしてもおそらく皆無。 なぜかが知らない。 生まれてきて、気が付いたら己を呪う事に空想力を使ってきた報いだろう。

 だが、文章は書ける。 フィクションも書ける。 オリジンが無いといけない、という分類の世界にも何とかまがい物を載せる事が出来る。

 これは、なぜか。

 答えは、憑依。

 憑り付かせているのだ、小説家の生霊を。

 正確には、今まで読んだ小説家の書き癖を、書く方法論を読んだ中から逆算し、それをもとに小説まがいを書いているのだ。いわゆる劣化コピーのいう奴である

 たとえば、ファック文芸部仮想敵の話で出てくる会話は、成田良悟を、そして彼の書く小説キャラを頭において書いたものだ。 我ながら、評価不能だ。いわゆる劣化コピーのいう奴である。

 それはさておき。

 これゆえに、私にはオリジンはないと考える。 他人の思考や所作を疑いなく自分の中に入れられるのは、それに相対するものが無い事と、おそらく同意だろう。

 こんなぼくでもしょうせつかになれるのかな?

 以上、文章を終わる。

<追記>

 現在、ガガガ賞に向けて、川上稔プリセット中である。 かの作家を憑依させたら、ぼくはどうなろうのだろう。