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小説蛾螺倶璃砦

2006-06-18

[][] マジカルゾンビ・で☆かんぱーず大谷  マジカルゾンビ・で☆かんぱーず大谷 - 小説蛾螺倶璃砦 を含むブックマーク

第一話「死んだら驚いた」

「おねえちゃん? おねえちゃんってば」

「…」

「もう時間だよ時間。学校だよ学校。」

「…」

「いつまで布団かぶってんのよー。取っちゃうよ?」

「あ、…よ」

 悲劇は、掛け布団一枚先にあった。

「お」

「おは、よ、う」

 そこにあるのは。

 腐乱死体であった。

「ぎぃ、ぎあ、あ、あ、あ、あ、あ、っ」

「あ、あのですね」

 何者かが、視界にはいった。

 それは白骨化した頭蓋骨であった。幸か不幸か、顔の皮膚が所々に付着している。良く見れば、歯茎が腐乱しグチュグチュと

「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

「あー、あ、だか、ら、いや、だ、ったん、だ」

 たどたどしくため息をつく。言葉の端からときおりヒュルルルルと、咽から息が抜ける音が聞こえる。

 その顔は。

「かかかかっかっかかか」

「あ、あ、顔、ね。い、…やー、まさか、はっこ、つ、…がみえちゃ、うとはね。は、は、は」

「か、顔もそうですが、右手のゴア表現も、当社といたしましては」

「ひ、ぎぎぎぃぃぃぃぃ!!」

「こ、んな、ただれ、た手の、・・・どこ、が、いい、んだ、…か」

「と。当社といたしましては、悪漢に対する制圧力が飛躍的にあがあがあがあが」

「悪漢以外にも上がってるでしょうが! ごぼぼぼぼぼぼ」

「ぎやああああああああああああああ!!」

「そ、その血反吐も、当社比常人の3倍の致死量を」

「うるせえええぼぼぼぼぼぼぼ」

「ああああああああああああああああああああああああああっっっ!!」

(つづく)