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小説蛾螺倶璃砦

2006-08-26

[][] 第エイッ、ナイン、10回 ガガガ編集部・編「ライトノベルを書く! ―クリエイターが語る創作術」について書く!  第エイッ、ナイン、10回 ガガガ編集部・編「ライトノベルを書く! ―クリエイターが語る創作術」について書く! - 小説蛾螺倶璃砦 を含むブックマーク

 ガガガ賞!

 ファック文芸部杯

 萌理賞

 文学フリマのネタ出し!

 日々の徒然!

 あっちが立てばこっちが立たぬせいで精神論にすがりたくなるこの恍惚! そんな中で、これを書くのは頭皮遺骸の何者でも無い!

 さておき。

 とりあえず、対談はサイトにあるもののようである。面倒は後に回すのが私の指標なので後回し。

 最初にある短編は以後にある袋とじにてその完成までの経歴を書かれているようである。グロである。グロは私においては障害にならない所かむしろ「ばっちこい!」なのであるが、好きな物は後から食べる、を標榜する私としては、後でじっくり楽しみたいと思う。

 「創作のための読書案内」は、全部がライトノベルで構成される奇跡の展開。明らかなツッコミ待ちは冷静に流すのがたしなみ。

 そういうわけで、残るはインタヴューのみ。意図的に残ったんけど。

 まず、最初の紹介が若干褒め殺しに見えるのは私の邪念であろう。発言の要約が章題として書かれているのは好感触。ここだけ読んでも内容がわかるのはよろしい。

 大まかに使える使えないで見ると、具体的な書き方のような話はあるものの、書き手個人によって立つ話がおおい。これを使えると見るか見ないか、である。

 私の見解を述べると、人の方法論も使えそうなら使えばよいと思う。技術も方法も、何もひとつだけが良いとは限らないではないか。玄人でもその辺がぶれるだろう、況や素人をや。使えそうなものはなにんでもかんでもつかえばよかろうなのだーーっ!!

 荒木語を使うのはオタクの悪い癖のひとつである。

 では個人個人のインタヴューを見てみよう。

  • <作者名>
    • <インタヴュアーの発言の行:作者の発言の行>
    • <インタヴュアーの発言回数:作者の発言回数>
  • 発言内容の傾向など

 という形に書いておく。これから何か見えてくる気がしないことは無いとは言い切れないという可能性も無きにしも非ずんば虎児を得ず。

 

  • 賀東招二
    • 88:416
    • 20:22
  • 全体として自身の作品「フルメタルパニック」を紐解きながら、という構成。といってもインタビュアーの質問に対する受け答えが多く、自然とそうなったというのが正確な所。
  • 結と書きたいシーンさえ、ちゃんとしとけば、後は自分のバランス感覚でなんとかなる、というのが大まかな趣旨か?

 

  • 川上稔
    • 45:639
    • 15:19
  • インタビューされた作家の中でも断トツのしゃべり量。ページがほとんど字に埋まってた。内容としてはかなりの俺理論。「自分は自分、他人は他人」と言い切っているので使えるかどうかは人次第。
  • 「まずやりたいことありき」、「プロットや設定は書く時の安心感の為にある」あたりは、使い様であろうか。
  • 「作品の中といえど、俺が殺したのだから、作者としてしっかり責任を取ろう」、「今の読者にとって、俺たちが敵として存在できていることを願います」あたりのテンションの高さというか、熱量はすごいなぁ、と思う。

 

  • 桑島由一
    • 58:524
    • 22:22
  • 全体を要約すると「商業な事を忘れるな」だろうか。
  • ネット小説書く時は批評の質を見極めるべし、もか?
  • 経歴の話が長い(最終的に上記の要約にまとまるとはいえ)ので、読む所は少ないか。

 

  • 新庄カズマ
    • 56:478
    • 18:20
  • 自身の教本を手塚治虫「まんがの描き方」とするだけあって、キャラや話を記号的、構造的に考える、という話。
  • 小説は九割九分九厘技術
  • 文体は勝手に出てくる、「世界設定作り」と「お話」は相性が悪い、という経験則。
  • 小説家とは「小説を書き続ける人」」はけだし名言だねぇ、であろうか。

 

 

  • 山下卓
    • 53:509
    • 17:20
  • 「自分に人に語る言葉は無い」というスタンス。「あくまで自分は書かされている」。
  • 出てくるタイプなので、参考になるならないで言うとならないかもしれない。
  • 小説を書くというのは「嘘」をつくということ(中略)作りこんでいくと、「嘘をついている感覚」が消えていく瞬間がある」

 

 

  • 野村美月
    • 85:437
    • 32:34
  • 断トツの受け答え率。ここだけインタヴュアーもゆるく、他ではなかった「(笑)」を使う。
  • 会話が微妙に成り立っていない感があるのは気のせいか?
  • 少年向けレーベルなら逆にかわいい女の子がいくらでも書けるんじゃないか!」。確かに盲点だ。
  • 最近の作でミステリ的な書き方をしていたが、「作品を書いているうちに、構造から要請されて必然的に出てきてしまったもの」と言い出す。
  • 投稿者向けの話は実際に下読みをなされているそうなので参考に。
  • 「読みにくいのはダメ
  • 「『完成度が高いけど、類似作品がたくさんあるもの』よりも『粗があっても、そのひとならではの作品』の方が断然有利だと思います」、「自分に書けるものに合わせて賞を選ぶ」
  • 参考になる。

 長々と書いたが、結論としてはやっぱり「人による」以外なにものもないんじゃないだろうか。という感じのインタヴュー群だった。

 以上。