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pour away このページをアンテナに追加 RSSフィード

掴めそうで掴めない情景、淡く、うっすらと。

記憶の中にぼんやり灯る物語。

2004-04-23

[]小さな公園で近所の少年とかくれんぼをしていた 14:05 小さな公園で近所の少年とかくれんぼをしていた - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク - 小さな公園で近所の少年とかくれんぼをしていた - pour away

捕まーえーたー


何も知らない綺麗な眼をした少年

その少年の顔があたしの前にひょこっとあらわれる



もう貴方の心は逃げられないよ

あたしは力なく横たわっている

少年の声が頭に響く




ボクから逃げたければ逃げていいんだよ





あたしは頷く事もできない





少年は蒼く光を放つ鋭いナイフであたしの体を撫でる




光が走り

熱が伝わる

鉄の匂いがする




こうされたかったんでしょう?

望みを叶えて上げるね




次々にあたしの体に刻まれる紅い紅い印

その鮮やかな熱に包まれなぜだか懐かしくなる



やっとの思いであたしの口から声が漏れる

それも喉に詰まった血でごぼごぼという音に変る




少年があたしの中に入ってくる




ねぇ おねぇさんの中に出してもいいかな



いいよ 君の事ちょっと好きだったし



皮膚を切り裂かれて露になった内臓に

少年は白い欲望を吐き掛ける