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pour away このページをアンテナに追加 RSSフィード

掴めそうで掴めない情景、淡く、うっすらと。

記憶の中にぼんやり灯る物語。

2005-08-16

[] 食事に愛と言う名のスパイスを 15:54  食事に愛と言う名のスパイスを - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  食事に愛と言う名のスパイスを - pour away

「私としたい?」

そう言って来たのは女の方だった



僕の事が好みだと言う

たまたま寄った酒場のカウンターで話しかけてきた

少し話しながら

短めのカクテルを3杯程呑んで

川沿いを歩いている時だった



「それは商売かい?」


「いいえ お金はいらないわ なんとなくそんな気分なの」


「じゃぁ 幸運なのかな」


「ふふ さぁ? するの?しないの?」


「断る理由はないよ」


夜風に吹かれて彼女の髪がなびく

やがて彼女の目には何も映らなくなる


「食事をしないと生きていけないんだ」


もう何年もこんな事を繰り返している


そういや昔好きだった女を最初にしたときは

悲しかったのか

愛する事ができたら




もっと美味しいのかな