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pour away このページをアンテナに追加 RSSフィード

掴めそうで掴めない情景、淡く、うっすらと。

記憶の中にぼんやり灯る物語。

2006-01-26

[] 君とこうして手を繋いで見てるんだろうな 世界の終わりすら  19:29  君とこうして手を繋いで見てるんだろうな 世界の終わりすら  - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  君とこうして手を繋いで見てるんだろうな 世界の終わりすら  - pour away

ゆったりとしたソファに腰をかけた僕は

ふと思った事を口に出して見た

「例えば今日世界が終わるとして」



彼女はキッチンに立っている

「それで?」



口に溜まった唾液を飲み込む

「自分ができる最大限の善い行いと」

すかさず彼女

「最大限の悪い行い?」



僕は表情を変えずに続ける

「うん そのどっちを選択したらいいんだろう?」



彼女は紅茶を僕のカップに注ぐ

「それはあなたが決める事じゃない」



隣に座った彼女の手を繋ぎながら

淹れてくれたアールグレイを一口すする



空には最後の光が地上に降り注いでいた