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pour away このページをアンテナに追加 RSSフィード

掴めそうで掴めない情景、淡く、うっすらと。

記憶の中にぼんやり灯る物語。

2006-07-19

[] 生きとし生ける 04:13  生きとし生ける - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  生きとし生ける - pour away

反復して拡がる痛覚を刺激する波紋

目を閉じて畏怖の色と同じ世界へ身を置く

波紋は体へ拡がり色をも歪ませる



体も心も疲れ切って迎える深黒の夜



月や

山や

海や

空や



生きている事の意味

わかる日がいつか来るのかな



消えてしまいたいという儚い溜息

やり過ごす日々に重なり続ける罪悪

自我の呵責に軋む頭蓋の奥

叫ぶ声は自分の喉にすら響かず



宵闇の森の奥深くに沈み込むように

煙草の煙が空へ吸い込まれるように

砂時計の最後の一粒が落ちるように



自然が奏でる千年を越える律動



月に

山に

海に

空に



人々が詠うの事の意味

今ならば少し言葉にできる



在るもの全てに身を任せる

通り過ぎる時間を感じよう力の限り

朽ちていくだけでも構わない



私達の時計は誰も居なくなった後でもそれを刻み続けるのでしょうか



月と

山と

海と

空と



生きたいと思う事の意味

それならば少しはわかる気がする


君に逢って頬を撫でたい

時計の扉を閉めて光から見えない場所で

生暖かい温もりに触れていたい

漂うように視線を交わして