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pour away このページをアンテナに追加 RSSフィード

掴めそうで掴めない情景、淡く、うっすらと。

記憶の中にぼんやり灯る物語。

2006-08-20

[] 翼の折れた空を見て 00:56  翼の折れた空を見て - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  翼の折れた空を見て - pour away

またこの感じ

わかってる

自分だけじゃないって

一人でいるって言う事は別に寂しい事なんかじゃないって

ふと見上げた空のどこまでもどこまでも広がる色

あまりに澄み切った色に立ち竦んで怖気づく

弱くて泣き虫なこの体が道に迷ったみたいに


手を広げていると風に溶かされて塵になって飛んでいけそうな


そのままどこかで土になって花を咲かせても

何にも変わらないんだろうな

土や花の心なんて知らずに空は雨を降らせる



だから今日を刻み踏み付けて行く

きっと

いつか

どこかで

そんなアヤフヤな事しか言えないけど

見つけたい静かに眠れるあの場所を



何所にでもあるだろう

そんな所には辿りつけないよ

みんなそう言うよ



笑ってもいいよ

呆れても構わない

僕は行くよ

その為の準備もしてきたし

地図を見付けたから



埃を被った眠りの奥

鍵と鎖に繋がれた小さな箱

一切の光の見えない夜の帳

涙と傷でできた水溜り

びしょ濡れになって突き出した手のひら

握られていた磨り減った鍵



見つけたいのはあの言葉なのかもしれない

意味を持ちきれなかったあの言葉

伝えたかったあの言葉

足りなかったあの言葉

あの時言えなかった


きっとそんなもの

ちっぽけでくだらなくて

とてもたいせつなひとひらの葉