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pour away このページをアンテナに追加 RSSフィード

掴めそうで掴めない情景、淡く、うっすらと。

記憶の中にぼんやり灯る物語。

2007-07-19

[] むせ返る様な雌の匂い 18:41  むせ返る様な雌の匂い - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  むせ返る様な雌の匂い - pour away

が肌にじっとりと絡む

窓から入る昼と夜の間の風がオレンジから青へと変わる

風に誘われて体の熱が運ばれていく

太陽の世界と月の世界が混じり合う様をセックスみたいだと思いながら眺めていた

肩に回る手

私と同じ仕組みでできてるとは思えない

大きくてなんていうか形が雑な手

寝惚けた手を抱えて自分の体温の足しにする

獲物を見つけたとばかりに手に力が篭る

驚く暇もなく手の内に絡め取られる

ぞくっと背中に昼の光よりも明るいものが走る

私の優しい手

早く起きて

私は愛しさを込めてその指先を口に含んで舐め上げる

少し冷えた体からまた雌の匂いが立ち昇り始める