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pour away このページをアンテナに追加 RSSフィード

掴めそうで掴めない情景、淡く、うっすらと。

記憶の中にぼんやり灯る物語。

2007-07-26

[] だからせめて絞りたての上澄みをきみの舌に垂らそう 15:08  だからせめて絞りたての上澄みをきみの舌に垂らそう - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  だからせめて絞りたての上澄みをきみの舌に垂らそう - pour away

肌の下さらにその中にある生臭い欲望

脳とは別の所から湧き上がる粘り気のある気持ち

それを伝えるには幾重もの神経や血管を抜けて来なければならない

指先に声になる頃には湧き上がった時の影すらなく

底に沈んでいく澱は静謐に重なり続ける

こんな事をしていたら永遠に届かない

わかっていても続ける緩慢な幸せ

最初から届かなければ傷つく事もない

静かに笑いながら本当の事は少しも言葉にできない

湧き上がるそれをそのままきみに浴びせたい

きみの奥深くを探ってきみのそれを引き摺り出したい

理性が警鐘を鳴らす濁流が澱の底にどろっと溢れる

けれどそれを表す術はない

拙い舌できみの舌を絡めて

不器用な指で肌を撫でて

少しでもそうなるようにきみの中に入ろう