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掴めそうで掴めない情景、淡く、うっすらと。

記憶の中にぼんやり灯る物語。

2007-11-05

[] アンパンマンの餡における調査報告 15:33  アンパンマンの餡における調査報告 - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  アンパンマンの餡における調査報告 - pour away

アンパンマンは伝染性(伝達性)餡子状脳症(Transmissible Beanjamform Encephalopathy, TBE)に侵されており、アンパンマンの餡は異常プリオン蛋白(プリオン - Wikipedia)により脳が餡のようなものに変質しているという事をここに報告する。



調査の結果、

アンパンマンの脳に感染していると思われる異常プリオン蛋白は経口感染によってしか感染しない事が確認されており、

頭を食べさせるという行為は感染を拡げるという行為に他ならないと判明。

その手口は近年の人間社会において極めて有用で、まずは相手を信用させる所から始まっていると思われる。

身近な人が「あたしを食べて」、「ボクのをお食べ」などの台詞を用いた場合は病院での検査を強くお勧めする。


餡子のような状態の脳(脳のような餡子)についてだが、

頭を分け与えても生存が可能であり、「考える筋肉」のようなものとされる。

またアンパンマンの必殺技が一向にアンパンチだけな事、一話毎に話の流れが変わらない事から、

通常の脳にはあるはずのシナプスの伝達による思考、創発などは行われていないと思われる。

これらから餡子のような状態の脳(脳のような餡子)は脳のある程度の機能は保持するが、同等のものではないと判断される。

また同時に調査した宿敵のバイキンマンについて、

バイキンマンはアンパンマンに感染している異常プリオン蛋白に対して非常に危機感を抱いており、

「人を信用させて感染させるなど卑怯極まりない。

 これからも明るい菌社会の未来の為、粉骨砕身の思いでアンパンマンの餡と戦って行く」

とコメント。


最後に、「愛と勇気だけが友達さ」というフレーズは、

もはや彼の脳にはそれ以外の新たな友達、又は概念、知識が生まれる事はないという無慈悲な事実だったのだ。

異常プリオン蛋白に侵される前の彼への祈りを込めて、ここに報告を終了する。



また調査員はこれを書き終えた後「つぶあんだった」という謎のメッセージを残し行方不明である。