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掴めそうで掴めない情景、淡く、うっすらと。

記憶の中にぼんやり灯る物語。

2007-05-01

[] 何もない自分だから 16:09  何もない自分だから - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  何もない自分だから - pour away

君にあげられるモノなんてこの想い位しかないから

沈黙が気まずくて唇を塞ぐんじゃないんだ

こうしたら少しは何か重なるかな変わるかなって

拙い気持ち伝えたくて

2007-04-17

[] 思いのほか 08:59  思いのほか - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  思いのほか - pour away

疲れていることに気付いてため息をつく

そんなときになんでもない君からのメール

なんだか嬉しい

本当になんでもないメールなんだけど

2007-04-11

[] 皮膚の記憶 16:37  皮膚の記憶 - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  皮膚の記憶 - pour away

深夜の駅前のタクシー待ちの行列

遅くまで大変ですねと心の中で労う

ガラス張りのビルの2階から見る帰りの風景

人々の生活が溢れている

自分も埋もれている日々の風景

味のしないコーヒーを啜りながら思考は宙を彷徨う

コーヒーの匂いに意識を集中してもフロアのざわめきは変わらず

皮膚の薄い所が時折思い出す感触

のっぺりとした殻だけの体に突然一線滑る電流

鮮明で新鮮で懐かしくて甘くて思わず身をよじる

もし二度と忘れられないのだとしたらなんて残酷なのだろう

窓に映る自分は他人のような微笑を浮かべている

2007-04-02

[] ただ波にさらわれて自分が自分という液体になる 16:00  ただ波にさらわれて自分が自分という液体になる - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  ただ波にさらわれて自分が自分という液体になる - pour away

華奢な体を壊さないように抱きしめる

目一杯力を込めたいのを必死に堪える

目を閉じて肩に頬を寄せる

首筋からとろっとしたシロップみたいなあなたの匂いがする

頭の芯がじんわりと痺れる

ダメだ

滑る指先に思考が溶けていってしまう

もうどうしようもない

抗えない

でもこの感覚はキライじゃない

2007-03-06

[] 夜の長電21:39  夜の長電話 - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  夜の長電話 - pour away

今日の出来事に自分の気持ちを混ぜ込んで話す

何かを落としたのか

「あ ちょっとまって」

不意にトーンの変わる携帯越しの声

思わず携帯の向こうを振り返る

そこにいるはずなんてないのに

寂しいけど嬉しい背中がむず痒くなる感情

2007-03-02

[] 腕の中の君を護りたい - side m 21:30  腕の中の君を護りたい - side m - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  腕の中の君を護りたい - side m - pour away

明日の朝も君が隣に居てくれるから起きられる

一人だと冷たい朝の体も二人だと温かい

人っていう字は寄りかかっているんじゃなくて

腕枕して一緒に眠っているんだよ きっと

2007-02-25

[] 二人(3) - 契り - side m 13:57   二人(3) - 契り - side m - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -   二人(3) - 契り - side m - pour away

「うん」



左手で彼女の頭を抱えながら彼女を下に

髪を撫でて舌を絡めながら少しずつ彼女の中にカラダをうずめる

暖かく濡れた入り口からゆっくりと包まれて行く



彼女のオンド

彼女のトイキ

彼女のシナリ

彼女のニオイ



奥まで辿り付いて一息つくようにキスをする

じっとしていると彼女が苦しそうに腰を動かす

ちょっとした悪戯心で奥の奥を突く

呻き声にも聞こえる苦しそうな声

ゆっくりと抜ける寸前まで引き抜く

一番気持ち良さそうな所をわざと外して周りを舐めるように擦る

彼女が息を吸うのに合わせて自分のをうずめる

彼女が息を吐くのに合わせて自分のを引き抜く

彼女の動きが自分の呼吸に重なってくる

自分の呼吸と彼女の呼吸がひとつになる

きっと心臓すら今なら同じテンポで聞こえるんじゃないかなんて思う

互いに見開かれた瞳は相手の中の自分を見つける

虚空を見据える二人の眼



交わす呼吸は二人の世界のコトバ

二人だけのシルシ

二人の感覚が互いに入れ替わりヒトツになって

濡れてくるヒトミ

荒くなるコキュ

吸い付くハダ

交わるクチビル

絡まるココロ

境界の消えたフタリ



今まで触れなかった場所に自分のを置く

彼女のカラダがどきっとする

弄るようにその部分を弾く

膣が蠢き出し締め付ける

呼吸の止まった彼女のカラダから力が抜ける

甘い声は呼吸に押し殺されている

弛緩した肢体を抱きしめて自分のを強く動かす

戸惑う彼女の表情とカラダは欲望を更に加速させる

強く抱きしめる彼女の爪が背中に刺さる



「痛いよ」

「えへへ」



悪びれない笑顔の小さい悪魔

彼女の一番ナイーブな部分に指を置く



「あ ちょっとそれはなし」

目には目をって知らない? 世界最古のルール」



彼女の波を逃さないように彼女を導く

自分のももう少しでイってしまいそうだから

彼女が目をぎゅっと瞑って唇を吸ってくる



「イっていい?」

「うん いいよ」



彼女のカラダに力が入る

抱きしめる腕に

絡める舌に

自分のを包む膣に



「っく・・・ん」



蠕動する膣に刺激されて自分も導かれる



「は・・・イく」



自分の脳や心や体にあるエネルギーみたいな何かが出て行く

一瞬の快感に痺れる脳と何かを失うカラダ



「・・・っはぁはぁ」

「ん・・・」

2007-02-23

[] 二人(1) - 交わり - side m 00:37  二人(1) - 交わり - side m - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  二人(1) - 交わり - side m - pour away

広めの和室

かすかに畳の伊草の匂い

部屋の裏からは渓谷の水の落ちる音

二つ並べて敷かれた少し冷たい布団

もぞもぞと腕の中でうごく小さな後ろ頭

そっと頭を近づける

シャンプーとは違う風呂上りの女の匂いが脳の芯にまで拡がる

冷たい足先

絡んだ腿から熱を感じる

緊張してるのか眠りにくいのか

またごそごそと頭が動く

見ているとくりっとした二つの目と目が合った

何も知らないような顔をしてこっちを眺めている

邪気の無いその仕草に頭の後ろをコツっと叩かれるような音でスイッチが入る

かすかに笑いが漏れる

おでこに唇を軽くつける

おどけた顔が笑顔に変わっていく

細い腕を首に回してくる

鼻の先がくっつきそうな距離で互いに見つめ合う

眼の奥をのぞく

首を少し傾げて目を瞑る

それに合わせて彼女も目を瞑って首を少しずらす

肌が近づく気配に自分の肌が奮い泡が立つ

少し湿った唇が触れ合い重ね合う

小鳥の挨拶みたいにくっつけては離したり

ゆっくりと感触を確かめるように唇で唇を咬み合ってみたり

キスで解る互いの相性

唇を離して鼻の先をくっつけて見つめる



「キス上手いね」

「このキス好き」

2007-02-16

[] 悦び - 天国でも見えるのかな 14:55  悦び - 天国でも見えるのかな - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  悦び - 天国でも見えるのかな - pour away

押し広げていく

受け入れられていく

襞が擦れる

善がって捩れる肢体

埋め尽くしたときに漏れる声

赤く濡れた口と舌

うっすらと開いた空ろな目

もっと気持ち良さそうな顔診せて

2007-02-02

[] 大切な人との可笑しな日々に 15:03  大切な人との可笑しな日々に - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  大切な人との可笑しな日々に - pour away

限りある中でなんでもしてあげたい

優しくできる人も限られているし

優しくできる間も限られている

だから大切な人には限りなく優しくありたい

夜に狂い咲いた月の元で戯れていたい

同じように大切な人に狂って心から咲き誇りたい

綺麗に咲いたならば大切な人に摘んでもらいたい

硬く濁ったコンクリートにだって咲いてみせる



大切なあなたの為に