嫉妬する雑種犬 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2006-06-01

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ファーストフード店でバイトしている堕天使ジュール

そこへルシファーがあらわれる。


マーク店長!店の前に変な車が停まってます!


店長:どんな車だ。


マーク:黒のダイムラーです。変な男が車にもたれてこっちをにらんでます。


店長:むぅ…借金取りか!(店内に)おい!借金してる奴だれだ!


ジュール:ちょっと待って。…


ジュールは店から出て車のところまで行く。マフィアの親分みたいないかつい男が立っている。


ジュール:お前は…ルシファーか!


ルシファー:元気かい、友よ。


ジュール:また、ずいぶんと派手だね。


ルシファー:善人に化けるのも疲れたのでね。悪人は悪人らしく、と思ってな。


ジュール:それで、何か用か。


ルシファー:いや、今世紀に入ってから堕天したのはお前でちょうど1000人目だからな。祝ってやろうかと思ってね。


ジュール:それはご丁寧にどうも。


ルシファー:なぁ、俺の手下どもがお前に近づこうとしたけど、無理だったそうだ。なぜだ?


ジュール:神がまだおれを見捨ててないからだろ。


ルシファー:堕天したのにか?堕天したら、俺の領分になるはずだ。


ジュール:そうなのか?おれは知らないね。


ルシファー:わからん。お前いったい何をやったんだ?


ジュール:…言いたくないから言わない。知りたいなら、神に聞きに行けばいいだろ。


ルシファー:なぁ、俺の部下になったら、人間を罰する力を与えられるんだぞ。気に入らない奴の家に、ピンポイントで雷を落とすことだってできるんだぞ。それが俺たちの権利だ。今のお前は善と悪の間で板ばさみ、何の力もないじゃないか。


ジュール:そうかな。少なくとも、お前や、お前の部下に抵抗する力はあるぞ。


ルシファー:生意気な餓鬼め。神がいつまでも構ってくれると思ったら大間違いだ。だいたいお前のような出来損ないが堕天など偉そうに!10000年早い!


ルシファーは車に乗り込み走り去る。マークジュールに駆け寄る。


マーク:今のやつ、何なんだ?あんたあいつに借金してるのか?


ジュール:…あいつは悪魔さ。心配するな、むしろ貸しがある。




(まだ続く)

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