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2011-02-14

あと『EX 少年漂流』が面白かった。『エデンの檻』も。

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小説ばかりを書いていると死亡直前の梶烈士みたいな精神状態になってゆくのでそれはちょっと非モテとしてワナビー的にどうなんだろうと不安に思いさりとて小賢しい情熱をたぎらせるのもblog的には「病気の身」に近づく行為なのでとりあえずは当面の壁、こちらから見たセ・リーグの姿を淡々と貼っていきます。こういう時はとにかく回転することが大事だって娘が言ってた。

もののけ草紙 四 (ぶんか社コミックス)

もののけ草紙 四 (ぶんか社コミックス)

続刊が出るようです。なんとなく3巻で終わったような気がしていたので嬉しいニュース。

nandは高橋葉介さんの漫画が好きで、それはどういう類の好きなのかというと、小説読みの某知人が言う「文体が好き」に近いものだと思われます。これは「絵が好き」とは絡みあいながらもちょっと異なる概念で、敬体常体の使い分けや句読点改行コードの混入率やそれこそ使用する言語までもが「文体」という躰を覆う服飾品の類でしかないように、漫画を一皮むいたところで現われる何かは左記でネガティブに示した「文体」にきわめて近いかあるいは全く同じものであり、高橋葉介さんの漫画のそれは怪奇を品の良い娯楽と化すのにとても適したものであるように感じます。ちなみに、京極堂シリーズ2周目は脳内高橋葉介作画で読みました。おすすめ。

ソラリス (スタニスワフ・レム コレクション)

ソラリス (スタニスワフ・レム コレクション)

『ソラリス』1周目は読みにくいことこの上なかったのですが、ふと閃いて脳内石川賢作画で読んでみたらスルスル読めて快感でした。

とにかくレイヴン。芸の細かいというかとにかく盛りまくったチートキャラ。それとはあまり関係なく、2011年のWebのどこかに妖怪関ヶ原的な場所はあるのだろうかと、そんなことをふと思いました。

カバーイラストを描いたのはまあどこかのアメリカ人だろうくらいに思っていたのですが、これがなんと鶴巻和哉。すごい人は本当にすごいですね。講談名作文庫の表紙絵が生賴範義であると知った時とはきっちり逆ベクトルの衝撃でした。

以下はこちら側つまりパ・リーグ寄りの話になりますが、先日書いた日記id:murashitさんのブックマークが挿入されて、それに付けられているタグが「煙巻」なんですよ。DISられた!

なんて心にもない叫びはキャンセルして有体に申せば、nandの書くblogは十中八九が煙そのものであり橋本治風に言うなら、韜晦の小島の嘘の白砂に兎と戯れる忍法みたいなものさ原田くんです。件の日記は段落間で棒球を投げている、いわば「露骨に煙に巻く」メソッドの使用例ですが、特に意識してやっているわけではなく、nandが動けばだいたいこうなります。

そうなるともう「なんでおまえはそうなの?」という返答に困る質問があの暗がりで待っています。ので答えます。それはたぶん無意識の内に、ジャーナル系のblogを嫌っているからだと思います。もちろん嫌いではないですよ。無意識の内に嫌っているだけで。

というのは不正確な発言で、実際のところ、他人が書いたものを読む際にはまるで嫌悪感なし。これは事実。100%ファクト。でも自分では、そういうものは書けません。他人に何かを伝えたいという気持ちは人並にありますし逆に言うと人並にしかないわけですが、ホットな事実に拠っていたり十分に咀嚼されていたりするものを処理する脳の部位とは違うところに向けてお話をしたい率は人並を遥かに超えています。だから、そういう話を聞きたくなったら、また来てください。

でも明治までさかのぼればジャーナリストの世界もたいがい魑魅魍魎ですし、そこまでさかのぼらなくても近年引退した人の懷古談を聞くとたいがいbloggerなんで、この件はやっぱ保留。世の中には犬神ノンフィクションの使い手なんつーわけわからん人もいるわけですし。新刊も出たわけですし。

カラスと髑髏―世界史の「闇」のとびらを開く

カラスと髑髏―世界史の「闇」のとびらを開く

Amazonの内容紹介文には、「これは、"神話崩し"の「物語」である」とかあってステキング。とある魔術の「聖人崩し」のようで。

ところで、本来「パン パン パン パン」があるべき位置に「ダン ソン ダン ソン」って書いてあって女が「じょひぃっ!」て言ってるエロマンガのタイトルはなんでしたっけ?