さようなら

2011-12-13その閉塞感は嘘っぱちだが、嘘であるからこそ、君たちはその閉塞感を

こりん星は殺された

「俺は情報弱者であり、情報弱者であるが故に、いまさらながらに小倉優子こりん星という設定を止めて、普通女の子になったということを聞いた。そのときに顔を君たちに見せてあげたいよ。俺はなんだから惨めな気持ちになったよ。冷えてしまったマクドナルドポテトをモソモソと食っているような気分だといえばわかるのかね。

俺は妖精が見えている。妖精というとおかしいが、妖精の気配を感じることが多い。でもそういうことは普段から言わないことにしている。そのようなことを言う奴はネタとして扱われるか、頭の弱い子として扱われるかのどちらかである。そのように自分が如何に常識人であり、常識であることをダシにして笑う奴等の醜さだよ。

地球は余りにも汚すぎたんだよ。こりん星は余りにも美しかったんだ。だってこりん星想像上の産物なんだろう?君たちは二次元女性こそが理想的だと言ってはばからなかったじゃないか。ならば、こりん星を認めるべきだったし、それを守りぬくべきだったが、実際はそんなことにはならない。「二次元が好きーロリコンもの最高っすねー俺たちは変態ですからフヒヒ」みたいな奴等が「そういうので差別されるのはよくない!」といったところで、2chスレで「マジキチ」とか言われるのは、獣を対象とした漫画であったりする。または男同士はまじありえねーとかいう話よ。君たちの二次元は美しいが、他の二次元が汚いという話なんだろう。

その延長上としてこりん星は死んだのだ。こりん星は、殺されなければなかった。俺が妖精を掴み、握りつぶしたときと一緒だ。妖精の血は緑色で、拳に力をいれるたびに、口からどろどろと液体をはきだし続けた。妖精の羽が美しいというのは嘘っぱちで、どちらかといえば蛾の澱粉に近いものだ。そういう風にして、おれは妖精を殺した。

小倉優子が「こりん星にいること」を持ってして普通自分に戻りたいとした。ここから過程であり妄想であるが、普通自分とは、なによりもまず「こりん星にいるとは信じない」という多くの人々の声を受け入れることである。その声を受け入れるならば、「こりん星」を心に持ちつづけるのは「普通」を手に入れた代償としての「孤独なのだ。もはやこりん星タブーになるだろう。

Wikipediaにはアメリカザリガニが「仕事がなくなったならこりん星に戻ればいいじゃない」という。それが事実かどうかはわからんよ。でもこりん星を辞めた途端に、そういうことを言うのに嫌気がさす。そういう人間こりん星を殺したのだとはっきりいう。おもちゃをいじっていたら壊れてしまったときに「もうすこし大切にしけばよかったねー」とゴミ箱に捨てるようなものだ。

ここからは平行世界の話であり、平行世界における小倉優子の話だが、小倉優子はきっとそういうのを感じていたのだろう。賢いのは、小倉優子はきっと釈由美子的なキャラで押し通すのも、ただただ痛さを積み重ねるしかない、ということに気がついたのかもしれない。それはわからない。だが、こりん星は殺された。

こりん星を殺すことは、大人になることであるんだろう、と思う。なぜなら大人のルールとして「こりん星が見えてはいけない」とかかれているからだ。見せてはいけないのだ。黙って、ただひたすらに赤子のように育てなきゃいけない何かなのだ

つい最近、赤く月食した。俺は見ることはできなかった。こりん星防波堤だった。小倉優子こりん星を恨むのだろうか?俺の平行世界における小倉優子は、こりん星を真面目に信じている。しかし、人間社会にいきるためには、こりん星を出身と言い張ることは軽蔑まなざしなのだ。だからこりん星隠蔽されなければならない。こりん星を守るために、こりん星は嘘でしたと言いつづけること。それによってしか自分こりん星を守りきれないとするならば?

こりん星は殺されたのだ。あなたたちによって。しかし、人は殺したことに、案外罪悪感を感じない。それは蟻に虫眼鏡太陽光線を浴びせたときに、確かに「虫をおもちゃにすること」に対して同上はするが、次の瞬間に、余命いくばくかのセミを捕まえて、貧弱なむしかごの中にいれておくのだ。そういうものだ。

何処かの詩人が書いていた。「自分感受性くらい自分で守れ」と。全くそのとおりだ。だからこそ、こりん星を守り続けなければならないだろう。それが俺の感受性の問題だからであるからだ。

2011-11-28その根拠の無い劣等感を殺すために

[]ある朝、起きたらインターネットが生きていた

ある朝、インターネットは死んでいた - さようなら - ファック文芸部

「君たちは馬鹿だ。本当に馬鹿だ。馬鹿だ。馬鹿すぎる。何度も言う。馬鹿だ。

何度でも言うが、俺は俺のインターネットを書いたまでであり、それを懐かしむ一方で、過去インターネットがどれだけクソだったかも知っている。Mp3を落とすのに20分かかったことも、画像を表示させるだけで数秒かかったことも、テレホーダイダウンロードするものを漁って、あらかじめ落としたことも。近所の店でインターネットを触りたいために、何回も足を通ったことも。何もかもだ。Webページはクソみたいなホスティングサービスを使い、メモ帳で打つ。そのサイトが更新しているかどうかは、直接そのサイトを見にいかなければならない。それは全然素晴らしいことではない。

君たちは羨ましいとも思うかもしれないし、羨ましいとも思わないだろう。どっちでも勝手にするがいい。だが、ただ単純に過去インターネットが俺にとってそういうものだったというに過ぎない。そういうインターネットは死んだ。だから、俺は新しいインターネットを生きなければならないと思っただけだ。新しいインターネット不愉快なことが沢山ある。だが、それは古いインターネットが持っていた不愉快さとどう違うのかといえば、明確なことは言えない。

私たちは過去に生きることはできない。それは過ぎ去ったものであり、私たちは現在しか生きていない。現在には、ただインターネットがあり、それは過去インターネットに比べれば良くも悪くもない。もし、現在インターネットを、過去インターネット比較して、過度に賛美したり、あるいは悪く言う奴がいるのなら、それは現在を生きていないからに過ぎない。現在を生きるということは、おそらくは変化を受け入れることであり、それ以上のそれ以下でもない。

しかし、私たちはそんなに人間として変わるわけではない。昔に書かれた太宰治に、やさぐれ高校生が涙するように、ただそのようにしてバトンを受け取っている。それがどのような意味を持つかはわからないが、太宰治に感銘を受けつづける人間はいるし、たったそれだけのことだ。

何度も言うが、”俺の”インターネットは死んだ。しかしまた”インターネット”は生きている。私たちの細胞一つ一つが死に、また復活しているように、インターネットは死に、生きつづける。それは単なる生態系の一つでしかない。あるときニホンオオカミ絶滅してしまうように、空に輝く星が爆発してしまうように、僕の世界がふとした瞬間に消えて、また新しい世界を生きなければいけなくなった。ただそれだけの話なのだ。そして、現在には、「過去が良かった」とか「過去が悪かった」とか言っても仕方ないのだ。ただ、目の前には、朝起きたら歯磨きをするといったような、当たり前の、瑣末な日常があるだけだ。

それでいい。

それでいいのだ。

馬鹿馬鹿しいのは、「インターネットが生きていた」とか「死んでいた」とかいう話ではなく、そのレトリックの用法の問題だ。それに対して「インターネットは死んでいない」とか「殺せない」とか馬鹿みたいな話だ。そりゃ地球はすぐには爆発しないだろうよ。それくらい意味のない話だ。そういう人間は、足しげに通った古本屋が無くなったことを悲しく思わない人間なんだろう。「俺のインターネットはあるとき死んでいた」ということを、「いやインターネットは死んでいないですよ」と薄笑いで皮肉る人間俺は憎む

だが、その感情は肯定したとしても、古本屋が生まれ変わるわけでも、古本屋が復活するわけでもない。もし、俺が好きだった古本屋が復活したとして、それはただ飽きてしまうだろう。何かを固定することは、逆に死に近づいていく。そうではない。私たちは固定されたものではなく、変化していくものを受け入れるべきなのだソーシャルが如何に俺にとって酷くあろうとも、君たちには関係ないだろう。君たちが楽しいのならば、それは君たちのインターネットであり、俺のインターネットとは関係ない。だが、俺は俺のインターネットがあったということだ。それは、きっと君たちのインターネットとは関係ない。

から、私たちは、ただ「ここにあるインターネットを使う」だけだ。それは、貴方がそこで生き、経験することが「私たちのインターネットになる」だろう。そして、ある日突然、その「私たちのインターネット」は死ぬだろう。それでいいのだ。それが流転であり、また新しいものを見つけ出すだろう。新しい芽吹きがするだろう。私たちのときには手に入れられなかったものを使って、新しいものを作り出すだろう。

それでいい。

から、「俺たちはインターネットだった」じゃない。未だに私たちはインターネットであり、その上にたくさんの土台を作っているに過ぎない。私たちはこれからインターネットであり続けるだろう。私たちは、決してビューティフルドリーマーでもなく、永遠に現在を生きられるのではなく、絶え間なく変わりつづけるインターネットという樹木たちの世界をさまよっているだけだ。

そうだ。

から、回顧して「昔は良かった」という人を横目に見るんだ。私たちの現在には価値があるだろう。それは過去にも価値があったのと同じくらいには価値がある。それだけだ。ならば、劣等感を持つ必要もなく、また優越感を持つわけでもなく、目の前にあるインターネットを使えばいいのだし、使うことが足跡になる。「昔はよかった」ということはいい。しかし、それを対比させ、「今は悪い」とコケ下ろすような人間がいれば容赦なく歯を向け。

君たちが俺のインターネットを羨ましがったり、あるいは他の人のインターネットを羨ましいと思うのは勝手だろう。それは君たちの感情に過ぎないからだ。しかし、それを羨ましいと思う気持ちは誰かの優越感のダシにしかならない。そいつが思うそいつのインターネットなど、お前には何の役にもならない。そいつのインターネットに捕まれそうになったら、逃げるんだ。その場から走れ。ただがむしゃらにだ。お前のインターネットのために、そのクソみたいな幻覚を早く叩き潰すべきなのだ

俺がやったのは、俺が俺のインターネットを生きるために過去インターネットを殺したことに過ぎない。それは単に俺の情景、懐古を殺すための儀式的な作業に過ぎない。君たちにはまったくそれは関係ない。前に進むために、重荷になったものを、俺は俺というナイフを切り離したにすぎない。インターネットは、君たちの笑顔を喜ぶだろう。だから……」

「だから?」

「涙で見えない」

「ほら、言って」

  私たちは

 これから

 インターネット

 あり続けるだろう

インターネットの一部であり続ける。」

「そして、きっと、また、どこかで、私たちは君たちと出会うだろう」

「私たちと何処か似ていた、君たちに」

 

      *** Good Bye See you agein ***

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2011-11-27アフィリエイトさんは本当は孤独だったのかもしれない

[]第三話

「やった!やっとブログが出来た!ちゃんとどういう記事が人気に上がりやすいかもわかったし、どういう人間が読みにきてくれるのかも把握したから人気も上がるだろうし、煽り記事で口コミにも入りやすい。ろくでもないこと書いてあるから、人のツッコミに対する欲望も満たせる!!」

「……はぁ」

「なんだよ!これの何が悪いんだよ」

「……あのな、お前さ、何か勘違いしていないか?」

「どういうこと?」

「お前さ、自分の記事に読まれることを期待しているだろ?」

「……」

「だからダメなんだ。読まれたいと思う欲望は、お前の勝手な思い込みだ。違うか?全ての記事はお前とは関係なく、ある読者にとっては価値があるだろうし、ある読者には価値がない。それだけの話だ。それに意味を見つけてどうするんだ」

「でも、せっかくなら読まれたいよ」

「お前さん、アフィリエイトで食うんだろ?お前さんの読まれたいという欲望は甘えだ。読まれたかどうかじゃない。売れたかどうかだ。違うか?」

「……売れた?」

「そうだよ。テメエの記事はお前にとっては価値があるかもしれないが、他のやつらにとってはゴミノイズ検索の目障りの可能性だってあるんだよ。テメエが薄っぺらい記事を書くことによって、他のやつらが検索でどれだけ困ったか考えたことあるか?」

「……そこまで言わなくても」

「あのな、確かにお前が趣味でそれをやるならいいよ。それはエゴだ。エゴは悪いことじゃない。だが、アフィリエイトをやるんだったら、そのエゴゴミクズだ。捨てろ。読まれるかどうかじゃない。目に入るかどうかだ。そして、そこから買われるかどうかだ」

「……でも、いい記事を書けば、そこから買ってくれるかも……」

「バカか。いい記事ってのは誰にとってのいい記事だ?」

「その……読者の……」

「読者って具体的に誰だ?言ってみろ」

「……」

「お前は勘違いしているんだよ。いいとか悪いとかは、その人の主観的な事実に過ぎない。そして、その主観事実からはなーーーんにも得られやしないんだ。テメエの記事をいいねって褒めてくれても、じゃあ百円でもいいから恵んでください、って言われたら顔をしかめるか、逃げるか、テメエに石を投げるかのどれかにすぎないんだよ。それは、金銭が発生しない時の仲の良いときだけだ」

「……」

「この世界に入ったんだったらな、客観的な事実から始めろ。客観的な事実とは、PVであり、どれだけ売れたかの指標だ。それ以外はまったく無駄だ。その統計分析し、次に回すだけだ。そこにはお前のエゴはまったく入らない。ただの機械的な作業に過ぎない」

「ねえ、アフィリエイトさん、一つだけ聞いてもいい?」

「なんだ?」

結構、裏切られたりとかしてきたの?」

「聞くんじゃねえ、昔から俺は俺のままだ。気持ち悪い」

GatsyGatsy2012/01/26 00:17There are no words to describe how boadicuos this is.

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2011-11-23

[]ある朝、インターネットは死んでいた

普通の女子大生は、Google+で「日本一」になんかなっちゃいない。|真性引き篭もり

「グローバル化された普通基準」の持つ暴力性

「このことに対して、君たちが同意するかどうかはしらない。同意できないことも多いだろう。だが、君たちがどんな感想を持とうとも、このようなインターネットは確実に存在していたし、それは事実だ。さて始めよう。」

「もうやめるのだ。そんな不毛なことは。不毛だ。不毛過ぎる。君たちはインターネット上で、君たちのことが承認されることを、何処か心の底で望んでいた筈だ。その承認というのは他でもなく、君たちが下らなくて、取るに足らなくて、つまらない存在。忌み嫌われる存在。その忌み嫌われる存在であることを自認することによって、君たちはコミュニケーションをしていた。

俺は何処に行っても、多くの人々が『非リア充であることを自認している。だが、その存在の多くは、『非リア充』を自認しない人々にとっては遥に『リア充であるという嫌らしさを嫌というほど目にしてきた。非リア充を屈託なく表現できるという才能こそがリア充的な才能であるということを、誰も指摘しない。貴方達が何かのキーワードとして仲間になれるという、その事態こそがリア充的素質なのだとはっきりと指摘する。

君たちはリア充だ。

君たちは心の奥底で、自分の不幸を何かしらの形で説明しようとしている。アニメのせい?マンガのせい?それともインターネットのせいか?いや、どれでもない。端的に言ってしまえば、君たちはただただ単純に不幸だったのであり、それ以上の、それ以下でもない。アニメアイコンが云々みたいな偏見馬鹿に食わせておけ。問題はそんな振る舞いをしたとしても、お前たちとお前たちには確実に格差存在する

はっきりと例を出してやろうか?童貞であり非モテを自認する人間とあるイベントで見かけたときの話だ。そいつはこともあろうことに女性三人くらいを引き連れて、いまから食事に行くと言っていた。そういうこともあるのだ。彼が、自分主観では不幸であるという認識があることに対してチャチャを入れようとは思わない。だが、そういう神話はこれから増え続け、そして君たちの好きなインターネットを殺す。

なぜ君たちの好きなインターネットを殺すのか?普通の人が普通として持ち上げられればられるほど、それは新しい神話を作り出す。ヤンキーが教師になるのと一緒だし、隣に座っている女の子AKBに入るのと一緒だ。既にAKBメンバーからAV業界転向している人もいる。それはいいのだ。普通の人が持ち上げられることは珍しくはない。しかし、普通人間普通なりの幸福を持つだろう。

もう普通なのだ。オタクもギークも。電車の中でパソコンで作業し、合コンでは、ITベンチャーというだけで持てはやされることもある。コミケでは華やかなコスプレ衣装で着飾った女性が、カメコと談話したりしている。そういう時代の中で、既に君たちの劣等感の理由は潰されている。もはや、君の劣等感を説明してくれるものはない。剥き出しにされた劣等感が不気味にゴロリと転がっているだけだ。

君たちが匿名掲示板に出入りしていた経験を持っているならば、そこでコミュニケートされる物事は無職の話題であり、ひとりぼっち学生であることを知っていると思う。私たちは孤独だった。孤独だったからこそ、コミュニケーションを望んだのではないか?私が、一人であること。一人であることを通じて、何かにつながろうとすること、それが目的だったのではないか

Mixiが如何に嫌われたのか、といえばそのような「私たちは一人である」という孤独を通じて、もはやコミュニケーションすることが不可能になりつつあることを証明してしまたからだ。そこにあるのは、「私たちは一人である」ということを知らないか、忘れてしまった人々だ。そのように、一人ぼっち人間がその孤独を瓶詰につめて流していたあの魅力的なインターネットは消滅していく。

出発点は「私たちは一人である」ということだろう。例えば、ニコニコ生放送だって、ファンがつくまでは、誰が見にきてくれるかわからないものだ。だが、それがファンを持つに従って、徐々に編成され、総体としての私たちが生まれてくる。多くの人々が取り上げるのは、たった一人ぼっち宇宙戦争ではなく、愛液にまみれたアイドルの姿なのではないか

もう辞めようじゃないか。君たちが愛していたはずのインターネットは死んだ。ソーシャルとはそういうものだ。GREEDeNAを憎んだところで仕方ないのだ。もはや君たちの孤独は誰からも愛されないだろう。スクールカーストみたいなヒエラルキーは依然として存在し続ける。そして、君たちのことは誰も相手にしてくれないだろう。

新しいネオリベラリズム。それは人気者という自由主義が、インターネットに流れ込んで、マネタライズされるのだ。何処にでも偏在する人気者という名の権威インターネットで一人であることは罪になりつつあるだろう。そして、編成された人気者という権威をじっと見守るしかないだろう。

から、「ボンクラどもが愛されたインターネット」というのは既に終わったのだ。だから、真性ひきこもりの人も同時に終わってしまったのだ。多くの人が見るのは愉快な猫の写真であり、美人画集であり、明日になったらクズのようになるライフハックの山だ。それを見ることのない人間達に幸あれ!もう既に、インターネットは幼年期であることをやめた。それはインターネットを利用していた人間が幼年期をやめたからだ。彼らは学生というモラトリアムから目が覚め、既に就職をした。非モテ話に花をさかせた人間は、ライフハックの記事をブックマークするようになった。既に皆、その平凡で小さな成熟のために適応が行われている。

もはや、不細工が云々であるとか、心が醜いとかどうでもいいのだ。もうやめるんだ。そんな不毛希望を抱くのは。そんなこと、なんどだって繰り返されてきたじゃないか。うすうす気がついていたんじゃないかそんなもの、なんの説明にも、なんの理由にもなっていないんだってヌルオタが云々ではなく、平凡なアニメ趣味に持つ人間達の集まりであり、その集まりは屈託のないコミュニケーションが行われている。その屈託の無さを、俺は憎む。既にもう何もかもが終わってしまったのだ。初音ミク東方まどかマギカに盛り上がれない人間は「ノリの悪い人間である。それを認めるべきだ。そういう人間は容赦なく迫害される。Skypeの裏で語られる陰口。それは普通現実社会だ。そして、インターネットだってもはや普通社会なのだ。そして、初音ミクで集まった人間は、東方で集まった人間は、そこで出会った人間と恋をして、普通に結婚するだろう。それは、ごく普通社会だ。

それに、いい加減気がつくべきだ。かわいいは正義だ。かわいいのためならば、そのコンテンツがどうだっていい人もいる。そういうやつらはいくらでも見てきたじゃないか

君たちは、自分孤独を抱えてインターネットにやってきたのかもしれない。しかし、インターネットは人々を孤独にさせることをやめた。ソーシャルとレコメンドの荒らしは、一人でいる空間を容赦なく剥奪した。その結果、誕生したのは、「数こそ正義である」というろくでもない価値の誕生である。そして、その認識には新しい孤独を作り出すだろう。

そうだ、君たちは所詮リア充じゃないか、という底辺の声はかき消され続けるだろう。なぜなら、その声は空気を乱すことに他ならないからだ!空気!あれほどまでに空気という存在を憎み、その結果としてお互いの意図がすれ違うあの空間は、それこそ正論だけれども、表現が下手な君たちのために用意された舞台じゃなかったのか。しかし、空気は加速しつづける。空気が読めない人間の行く末は、独裁者ボタンのような「ブロック」という機能で簡単に殺されるだろう。空気の読めない人間は、インターネットでも、その存在を殺され続けるだろう。

君たちの「へへへ、非リア充ですから」という薄笑いは、便所で飯を食べる人間を追い詰め、そして首をくくらせるだろう。君たちはそんなことは知らない。なぜなら、君たちが興味を持っているのは、非リア充たちの新しい連帯なのではないからだということを、俺は知っている。

君たちは、ただ単にリア充の真似事をやってみたかったということを素直に認めるべきだ。

僕は君たちのことを愛していた。ネット上でグダを巻くしか脳の無い君たちを永遠に愛しつづけるだろう。それは十分な才能である。誇れ。しかし、それらは振るい落とされ、新しいインターネットになるだろう。それは綺麗なインターネットだ。しかし、その綺麗なインターネットは、ディストピアの様相を見せるだろう。「ネガティブな発言をする人を寄せ付けないようにしましょう」と発言して、何の罪悪感も持たない人間が火炎放射をまき散らしていく。浄化だ。浄火の、炎。

君たちが愛したインターネットは、もう、ここにはない。」

リンク:ある朝、起きたらインターネットが生きていた - さようなら - ファック文芸部

2010-01-24

Twitter再録 - 月曜日と僕 20:22

2009-07-21 記述 / 2010-01-23 再収録

「……日曜日土曜日学校の女神だった。確かに彼女たちの周りにいればホッとするような美人だ。だが、彼女達の周りに集まる人々は、優等生というか、僕の劣等感を刺激するような人間ばかりで、彼女達も僕には優しくもしてくれず、ただ他の人々のように無視するだけだった。

その中で月曜日は僕と遊んでくれる唯一の友達だった。

月曜日は、日曜日土曜日と比べられることが多かった。

月曜日は、きっと日曜日土曜日劣等感を覚えていたに違いない。彼女はお世辞にも性格容姿も決して良いとは言えないが、僕のような人間にとって、月曜日は付きやすい、そんな子だった。

月曜日も、きっと皆に愛されたかったに違いなかった、と近くで接していて、そう思う。だが、彼女は損な役回りが多かった。土曜日日曜日の次という順番が災いしている。彼女達の次ならば、月曜日がいくら頑張っても太刀打ちは出来ない。その分火曜日は気楽なものだった。月曜日が非難されるのを見て、気楽な顔をしている。

僕は月曜日が近所の公園で寂しそうな顔をしてブランコを漕いでいるのを見つけた。

缶コーヒーを買ってあげた。

  『私はミルクティーのほうがいいかな』

と笑った後、

  『その日がいい日だって思われるためには悪い日だって必要。そういう役。私は』

って言った。月曜日は僕よりも大人だったんだと思う……」

「……僕はもしかしたら月曜日と遊ばなくなるだろうし、遊び続けるかもしれない。しかし、僕はその日の月曜日の顔を知っているし、彼女なりの優しさを知っている。僕が土曜日日曜日と遊ぶとしても、僕は彼女を簡単に非難したくないし、そういう人間にだけはならないでおこうと心に誓った……」

twitter童話再録 - 『小屋のおばけ』

2008-06-15 記述 / 2010-01-24 修正・再録

むかしむかし、ある村外れに、だれも住んでいない小屋が立っていた。そして、その小屋が、なんのためにつくられたのか、すでに村人のだれもわからなかった。

ただ、ひとつだけわかっていたことは、その小屋にはおばけが住んでいたということだ。

おばけはいつから、どうして、どこからその小屋に住んでいるのかはわからなかった。ただ、ものごころがついたときには、その小屋にすんでいたというだけだった。かれは、自分がむかし、だれだったのか、そして何のために小屋にいるのか、おぼえていなかった。ただ、一つだけ言えることは、かれは村人からもだれからもおそれられていたり、きらわれていたということだった。かれは自分がきらわれるのはなんでか、さっぱりわからなかった。

おばけは小屋であそんでいた子供を見つけた。かれはひとりで遊んでいるよりも、より楽しいし、自分もまた遊びたかったので、一緒に遊ぼうとした。すると子供はわっと泣き始め、そこからにげだした。そしてあらわれたのは子供たちであり、おばけに石を投げたりしながら、思い思いにいじめた。おばけはものかげに隠れて、石の当たった頭をなでながら泣いていた。なんでこんな目にあうんだろう。ぼくは何もわるいことをしていないのに、と泣いていた。おばけは、きっと子供たちはきもだめしをしにきたにちがいない、おばけをバカにしていたが、おばけがでたから、いしをなげたのだと思った。

おばけは自分をわかっている人をさがしていた。

あるとき女の子がそこに入ってきた。「もしもし、こんにちは。そこにいるのはかわいらしい女の子じゃありませんか?」と言った。女の子はおどろいて「どなたですか?」と言った。おばけは「わたしはわけあって外に出ることはありません」とこたえた。女の子は「ねぇ、そんなの、ちゃんと見ないとわからないよ」という。おばけは「いえ、思いこみなどではありません。わたしはすがたかたちみにくく生まれてしまいました」と言った。女の子は再度言った。「いえ、そんなの見てみないとわからない。大丈夫、わたしはおどろかないから」と言った。おばけはすがたを見せた。しかし、女の子はすがたを見たとたん、「ぎゃっ」と叫んでたおれてしまった。そのようすを見て、おばけは悲しんだ。

そうだ、にんげんは口だけなんだ、ぼくをバカにしたり、うらぎったりするだけなんだ、とかれは思った。

おばけはいつしか小屋でもすがたを見せなくなっていた。

村中では小屋におばけがいるというさわぎになり、だめだ、もうお払いをしないといけないとおびえあった。だから、小屋にはみんなしてお払いをしようと、まじない師がおしかけてやってきた。なんだかんだとわかものが出て行くこの村では、それがいちばん、もりあがった時期でもあった。まじない師はいろいろと考えた。たとえば、おんなへのうらみが残されて、そのまま小屋にいついてしまったのだということもあったり、あるいはいろいろとおかねがかえせなくなってじぶんで死んだのだ、とも考えた。

でも、ほんとうのことはだれも知らなかった。

だって、おばけだって、何も知らなかったのだ。

おばけが知っていたのは、自分がきらわれていたことだけだったのだから。

AdiAdi2012/10/16 01:28Your webtise has to be the electronic Swiss army knife for this topic.

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qyhgiuqyhgiu2012/10/20 01:06L9M3do <a href="http://sylbysagkjjx.com/">sylbysagkjjx</a>

jgemzzojjgemzzoj2012/10/20 11:17RQQ5Ub , [url=http://yktnaxdejtol.com/]yktnaxdejtol[/url], [link=http://srzahqyjllfz.com/]srzahqyjllfz[/link], http://opnjwtmvwpym.com/

ブログさんは私に言いました

「お前、最近面白がられてるからっていい気になんじゃねえぞ」