さようなら

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2006-02-09 ブログさんは背中で態度を教えるべきだといいました

[]第三話

「げほげほ」

ブログさん、今はサーバーの調子が悪いけど、すぐに元に戻るからね」

「おう、悪いな、げほげほ」

「ほら、お粥と応援メッセージを貰ったから。これだよ。ブクマさんからもらった。『なんか、かわいいなあ。かわいい文章だ。』」

「……似非原」

「な、なんですか」

「……その、メッセージ、を、よこせ」

「は、はい」

「(ビリビリ)」

「な、何をするんですか!せっかくのメッセージを」

「おい、似非原、げほげほ、よくきけ、うえーっ」

「無理しないで」

「黙って聞け!」

「ヒッ!」

「いいか、よく聞け、似非原、お前、こういうブックマークコメントを貰って嬉しがっていたりしてねえか」

「……」

「いや、良くわかる。自分の一生懸命書いたエントリがな、褒められたり、けなされたりするのはな、確かに嬉しいもんだし、悲しいもんだ。げほげほ。だがな、テメエのそういう心の隙間にな、お前の甘えというのが生じるんだ。わかるか?げほげほ。そういう甘えの心がな、お前の、エントリをな、貧しく、げほげほ、するんだ。わかるか」

「……」

「お前が、ブログ論を書きたいと思うとき、そういう心の貧しさがないか良く考えてみろ。げほげほ。テメエは孤独だ。孤独だから誰も読んでいないと思うんだろ。だから手の内を明かしたくなるんだろ。お前は、げほげほ、何か勘違いしてんだよ。お前のな、お前のブログに何かを見出したら、お前が解説しなくても勝手にテメエのことを考えてくれるんだよ。テメエがブログ論を書くということは、テメエがそういう読者を信用してねえってことなんだよ。わかるか?げほげほ」

「……」

「テメエが誰かをこうしたいとかこうさせたいとかそういうのがやましさだと思え!ただ自らが自らのエントリを通じて誰かに影響を与えたりすることを誇りに思え!そして、その影響こそが、何よりも、どんなブログ論よりも、ためになるんだよ!それを誇りに思え!テメエの、テメエの考えることが、誰かに伝わるって考えただけで最高じゃねえか!うーえ、おええ」

「……無理するなよ」

「悪い悪い、熱くなりすぎちまったようだ」

ブログさん、ブログさんはツンデレなんだよ。知ってる?ツンデレ

「知ってるさ。俺は何年ブログやっていると思うんだ」

「そうだね。豚に真珠だね」

「おいおい、そういうときは釈迦に説法っていうんだぜ。それじゃあ失礼だ」

「あはは、そうだね。ブログさん、お粥戻しちゃったから新しいの作ってくるよ(ガラガラ)」

「……ありがとよ」

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ブログさんは私に言いました

「お前、最近面白がられてるからっていい気になんじゃねえぞ」