さようなら

 | 

2006-02-10 ブログさんはネットでも孤独だといいました

[]第二話 20:21

アフィリエイトさん!俺みたいな怠け者でぐうたらでなんののうもない俺ができることが見つかったよ?」

「ほう、参考までに聞いてやる。なんだ?」

せどりだよ!せどりBOOKOFFに行って、Amazonの価格を調べるんだ!そして、そのやり方を手取り足取り教えるんだ!そうすれば、アクセス数も増えて、みんなモノを買って…」

「……おい、似非原、お前人が良すぎるな」

「はい?」

「駄目だ駄目だ。ケッ、だからお前はアフィリエイトには向いていない」

「そんな……!」

「いいか、何度も言うように、アフィリエイトというのは誰かをどれだけ悲しませるかにつきる。お前さんのせどり技術を皆に教えたらどうなると思う?確かに、一時期はアクセスが殺到し、お前のところには沢山の客がくるだろう。だがな、その分だけ、お前はライバルを増やすことになる。ライバルが増えればパイの取り合いになる。自分の首を自分で閉めることになる。お前は本当にバカだな」

「……」

「お前がやらなければいけないことは、全ての情報は共有されることに価値があるという幻想を捨てることだ。共有されなければならないのはお前のイメージだ。お前がいい人であり、お前が何の善意もなく、ただちょっとした金儲けの為にアフィリエイトをやっていますよ、という印象を植え付けることだ。そんなことも解らんのか」

「……」

「いいか、アフィリエイターとして参考にするべきなのは、読みやすい記事の書き方でも、伝わりやすい記事の書き方でもなんでもない。広告だ。広告記事なんだよ」

「…でもいい記事を書けば、客も増えるよね」

「はっ!バカか。いい記事っていうのは誰にとってのいい記事なんだ?誰の?誰のための?それは読者だろうに。お前が学ばなきゃならなんのは、自己イメージの統制と、そして読者が何を求めているかという商売人としての当たり前の考え方だ」

「……」

自意識を殺せ。自我を殺せ。お前には少しばかり自我が強すぎる。全て金になるのだったら、そんなもんは売っぱらえ。自己犠牲精神だ。んなもんはノートパットテキストファイルに黙々と書いているんだな」

「…アフィリエイトさん、そんなことしていて辛くない?」

「知った口を聞くな。この若造

 | 

ブログさんは私に言いました

「お前、最近面白がられてるからっていい気になんじゃねえぞ」