安寿土牢

2006-11-08

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コンタクトジャパンは以下の方にお勧めです。

  • 俺設定を作るのが好きで、矛盾の指摘にも対応する余裕はあるけど、そもそも設定を聞いてくれる人がいない方。
  • うまくはないかもしれないが、スットンキョウな絵が描ける方。
  • 移動国立図書館みたいな知識の塊の人。
  • ちょっとSF好きな普通の人。

二泊三日と28000円もかけて何していたかというと、今回の場合は


  • 各部屋に数人単位で集まって課題を与えられる。
  • 課題:以下の知的生命体について知性獲得から文明構築までの歴史、生活を設定しなさい。
    • 一対の触腕、一対の腕、一対の足を持つ(デザイン画なし)
    • 三つの性がある
    • 捕食動物由来
  • 設定が終わった頃、衛星近傍に未知の巨大構造物がやってきてメッセージを送ってくるので設定した文明として対処を考える。

ざっと書くと何が面白いのか判らないと思う。

設定オタが集まって論理妥当性だけを武器に寛永御前試合をしたあげく、誰のものでもない設定が出来上がる。その過程は参加してみるととても愉しい。作家学者ボーダレスに論争できる場などそうそうない。フライングスパゲッティモンスター企画会議はこのようなものであっただろう。あと『昴』で「舞踊は異星の存在にすら通用する」とか匂わされてほっとかれた伏線の端にあったであろう陰謀論会議とかな。


かなりな面子が集まる会なのでその懇親会もまた面白い話が聞ける。天文学者による冥王星騒動の学者側の話とか、恐竜イラストレータによる原型製作の話とか聞けたはずなんだ!ホントは!!

スタッフで一番目、だが参加者では二番目だのおっぱい星人巨乳フィクションの話をしてる場合じゃなかったんだ。とても後悔している。


この会は発火するための燃料もくれる。今回は岡ノ谷一夫さんによる言語発生過程に関する講演が行われた。ジュウシマツの歌の複雑さと人の言語との関連とかいろいろ。ハダカデバネズミの鳴き声を初めて聞いた。すげー意外。

http://www.brain.riken.go.jp/japanese/b_rear/b4_lob/k_okanoya.html

小鳥の歌からヒトの言葉へ (岩波 科学ライブラリー92)

小鳥の歌からヒトの言葉へ (岩波 科学ライブラリー92)

(アマゾンになんか変なレビューがあるが、この人は何を期待して読んだんだろう?)


文章で書くとさらっとしてるが見た目より脳負荷の高いイベントなので、案の定今回もまた一日寝込んだ。知恵熱。まだ結構鬱。ほかの後遺症としてはまだ勉強が足りないと気がつかされて本を買いまくるようになる*1

私は四回目の参加になるが、隔年で四回、ほぼ同じ日に海老名を訪れその開発の経過を見ていくのはちょっとSF的だ。


そんなわけで文学フリマはいけないかも。いけたら買い手として行くのでよろしく。


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http://chaosroute.g.hatena.ne.jp/nekoprotocol/20061108/1162956770

「キニスン調整官!今回の太陽ビームの用途が不明であることについてお聞かせ願いたい!」

ノーコメント

*1:読みまくるとは行かないあたりが不具合である