霊長類賛歌 このページをアンテナに追加

2006-07-14

[]啓蒙萌えについて。 啓蒙萌えについて。 - 霊長類賛歌 を含むブックマーク

http://d.hatena.ne.jp/./screammachine/20060715

 最近モラトリアムなひとから人生相談を受けてこの話を思い出したので引っ張り出してみた。何かループ萌えというか、ひとつところでぐるぐる回っていて、解決策が見えているのに「もっといい方法はないか」とか言いながら結局面倒くさいだけだったりして、というひとに興奮するタチ(変態)なのだけど、数ヵ月後に同じこと相談されたら超勃起、みたいな。『ディアスポラ』はこういう視点で見るとまたくるんだよなあ、とか。

 読む場合は、啓蒙されることよりも、啓蒙にクラっとしちゃう自分の弱りっぷりにガツンと来る。それを含めた全体像が「啓蒙萌え」。なんか他に言いようがあるなあ、何だろう。グールドよりもドーキンスの方がロマンチックで酔える。どれだけ酔えるかが啓蒙キモです。とろけなよ、そしてみだれなよ。

 そういう感じでいくと、対話式よりも投げっぱなしの方が萌えるなあ。対話式はその関係性によほどのアレ(「まだわからないのかい、ワトソン君」等)がないとダメだ。そうそう、おれは推理小説SF小説作家から啓蒙されている気になるので、その辺がしっかりしているとうれしい。

 書く側にたちかえってファックな話をすると、いかに啓蒙のフリをして萌やすか、というのが勝負どころでもあります。これはSFでもよくありますね、登場人物の一人として涙を流していないんだけど、本を読んでるこっち側は大泣き、みたいな。その点でいくと、アレは当然二人目が萌えです。三人目はヒーローですからね、ヒーローは「燃え」です。

 意外と書くことなかったな。