Hatena::Groupneo

pour away このページをアンテナに追加 RSSフィード

掴めそうで掴めない情景、淡く、うっすらと。

記憶の中にぼんやり灯る物語。

2006-01-21

[] 死に至る病 10:51  死に至る病 - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  死に至る病 - pour away

いつからそれに怯えていたんだろう

小さい頃に大きな真っ白のキャンパスに描いた夢

少しずつ掴んで引き出して

手応えを感じながら歩いてきた



いつからか

手に入れることよりも

手を離すことに恐怖を覚えた

怖さに捕らわれ足が竦む

目の前には見慣れた交差点

点滅する信号



この日までのいつかで僕は満ちてしまったのだろうか

あの頃のように形振り構わず走る事ができないのだろうか



時間という錆が体を軋ませる

狭く暗い頭蓋の奥で泣き叫ぶ赤ん坊

キャンパスの夢は色褪せて剥れかかっているの?

緩やかに崩れゆくのを見ているしかないのか

約束された甘く優しい未来が麻薬のように体を蝕む

いっそ全て溶かしてしまおうか



嘲笑うように紅色に染まって行く空

形を変えながら流れていく雲を見てた