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pour away このページをアンテナに追加 RSSフィード

掴めそうで掴めない情景、淡く、うっすらと。

記憶の中にぼんやり灯る物語。

2006-06-05

[] 境界を酔歩する男 12:08  境界を酔歩する男 - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  境界を酔歩する男 - pour away

昼間の暑さとはうって変わって

季節に逸れた秋虫が鳴いている

戸越しに入ってくる冷たい風と

誘われるように月明かりの下へ



暗い街路地

空の明るさが際立つ

自分の足音が影から離れて



きみが話してくれたきみのみた夢

そればかり考えてる

裸足になって石畳が心地良い

ベンチに寝転んで紫煙をくゆらせて

立ち上ってぼやけて飲まれていく白い帯

眼で見ているモノを自分すらそこに在るモノのように

そこに居るのにそこを見ていない感覚

空がとても近い気がして