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掴めそうで掴めない情景、淡く、うっすらと。

記憶の中にぼんやり灯る物語。

2006-09-04

[] どんな出来事でも少しずつ小さくなっていって消えてしまう 13:13  どんな出来事でも少しずつ小さくなっていって消えてしまう - pour away を含むブックマーク はてなブックマーク -  どんな出来事でも少しずつ小さくなっていって消えてしまう - pour away

どんな出来事も例外なく

みんなとても忙しいから

大事な事なんてたくさんあるから

だからこそって

忘れたくないって足掻いてるんだ



突然の告白

戸惑う人

引き止める人

それが悩んで選んだ結果ならと受け止める人

頑張ってと元気付ける人



初めてじゃないけれど

やっぱり慣れる事はない

雑踏から少し離れた小さな部屋での出来事

外を歩けば呆れる位いつも通りの街並み



中央に置かれた荘厳な何かの神々の石像

同じ素材で作られた白く冷たい床

その道の脇を緩やかに流れる透き通った水

コツン

コツン

と足音が遥か高い天井にまで響き渡る

昔話でしか聞いた事のない遠い時代

その頃からここで眠り続けている彼ら

見守られているのか祝福されているのか

邪悪な気配は一切ない

澄み過ぎた空気が少し重たく漂う

誰かの存在や時間の流れを拒否した場所

それはみんなの願いなのかもしれないし

ここを選んだ彼女自身の意思を示しているようでもあった

今までもこれからもそういう場所で在り続けるんだろう



泣きながら笑う彼ら

困ったようないつもの笑顔の彼女

みんなが大好きだったその笑顔

手を振りながらしゃがみ込む

光の筋になって吸い込まれる

静まり返ったその場所

言葉に詰まって時間が止まる

背中を向ける人

ゆっくりと辺りを歩く人

座り込んで俯く人

言葉にしなくても

苛立って動かなくても

それぞれの気持ちがわかる

痛いほど悲しいほど



遺してくれたモノは預かっておくだけだよ

いつでもいつまでも